印刷通販の選び方(フライヤー・チラシ編)

とにかく安く!価格で選ぶ

価格の一挙検索に便利なのが、印刷通販徹底比較の価格比較機能。注文したいチラシのサイズ・仕様などを選択すると簡単に比較することができます。

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はじめてのネット印刷の利用はやっぱり心配…そんなときは、サポートが充実した印刷通販から選択してみてはどうでしょう。電話対応はもちろん、チャットやLINEで対応してくれる会社も。
入稿に慣れない方へ!サポート充実の印刷通販会社

無料でデザインツールがある会社を選ぶ

チラシを作りたいけどソフトを持っていない!そんなときに便利なのが、印刷通販サイトの無料デザインツール
白紙から作成したり、既存のデザインテンプレートを編集するだけでチラシを作成することができます。
デザインが苦手な場合や、そこに工数を割きたくない場合にも便利です。

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工場の地域で選ぶ

印刷通販商品の受け取りは基本的に宅配便。当然ながら工場が近い印刷会社だと受け取りまでに時間が短縮可能です。サポート圏内だとバイク便で届けてくれる印刷会社や、窓口に引き取りに行ける工場もあります。
お急ぎの方に!即日対応・発送してもらえる名刺サービスまとめ

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注文する前に確認しよう!(フライヤー・チラシ編)

定番の人気の用紙

コート紙

塗工が施され、ツヤツヤとした光沢が特徴のコート紙。写真や画像を綺麗に見せることができます。

コート紙

コート紙

マットコート紙

コート紙よりも光沢を抑えた塗工が施されているマットコート紙。反射が少ないので、コート紙より可視性が高まります。

マットコート紙
マットコート紙

上質紙

コピー用紙などとしてもよく目にする、塗工が施されていない用紙です。鉛筆などでの筆記がしやすいのも特徴。

上質紙
上質紙

再生紙との違いは?

人気のコート紙や上質紙などには環境にやさしい再生紙を選択できる印刷会社も。再生パルプを配合しており、そうでないものと比較すると若干茶色みがかかっています。

再生紙の比較(コート紙)
再生紙の比較(コート紙)

個性が出せる!特殊紙

アラベールスノーホワイト

柔らかな、紙本来の手触りと風合いが人気の非塗装加工紙。画用紙にも似た手触りですが、インクもしっかりと乗ってくれます。

アラベールスノーホワイト
アラベールスノーホワイト

ヴァンヌーボVG スノーホワイト

紙の表面にグロス塗工が施された印刷用紙。ツヤのない、紙独特の風合いを備えながらも、インキが乗った場所にグロス感が出るのが特徴です。

ヴァンヌーボVGスノーホワイト
ヴァンヌーボVGスノーホワイト

色上質紙

写真の水色の他にも桃色・クリーム色など、様々なカラーラインナップがある色上質紙。ベースが上質紙なのでサラッとした質感で書き込みもしやすい。比較的安価なところも魅力です。

色上質(水)
色上質(水)

上記で紹介した以外にもさまざまな用紙があります。実際に見て確認したいという方は、用紙見本サンプルを取り寄せてみるとよいでしょう。用紙見本については下記の記事もご参考ください。
【2022年版】印刷通販・ネット印刷の用紙見本サンプルを取り寄せしよう!

紙のkgってなに?

「kg」は用紙の厚さを表す単位です。
用紙の重量を表す単位に連量(斤量 )というものがあり、それに基づいて表記されています。

簡単に言うと、同じ紙の種類であれば軽い表記の方が薄い紙、重たい表記方が厚い紙ということを覚えておけばOK。
また、同じ連量のものでも紙の種類が違うと、厚さは異なります。
チラシ・フライヤー印刷の場合は70kg〜135kg辺りを使用するのが一般的です。

※用紙の重量を表す単位にが連量(斤量)というものがあり、1,000枚ごとの重さを表しています。尚、基準とする用紙サイズは印刷会社によって異なります。
【2022年版】印刷通販・ネット印刷の用紙見本サンプルを取り寄せしよう!

オンデマンドとオフセット

・オフセット印刷

版を作成し、それをスタンプのようにして印刷する方法。一般書籍などの印刷にも使用させている方法です。
版代が発生するため、小部数の場合は単価が高くなりますが、枚数が多いほど1枚単価の価格が安くなるのがメリット

・オンデマンド印刷

高性能のコピー機のようなもの。版代が不要のため、少ない部数からでも安価で作成できるのがメリット
逆に、大量に印刷する場合は1枚あたりの単価が下がりにくくなります。
一般的にはオンデマンド印刷ははオフセット印刷と比較すると画質が劣ると言われていますが、現在はオンデマンド印刷機の性能も上がっており、見劣りしないほど画質が良い場合も。オンデマンドのみで使用できる用紙などもあるので、デメリットばかりではありません。

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よくある質問(フライヤー・チラシ編)

料金はどうやって決まるの?

チラシ・フライヤーの場合は主に以下の要素で決まります。

  • ・用紙のサイズ(サイズが大きいほど高い)
  • ・用紙の種類
  • ・印刷色の種類(モノクロ・カラー・特色)
  • ・印刷方法(オフセット・オンデマンド・活版など)
  • ・オプション・加工の種類
  • ・納期の長さ(短いほど高い)
  • ・印刷枚数(多いほど単価が安くなる)

どれくらいの納期で届くの?

最短当日も可能です
チラシ・フライヤー印刷の場合は平均3〜5営業日で発送されるのがベター。
尚、年末年始やお盆期間などを挟む場合は納期が伸びる場合もあるので余裕を持った入稿を。

入稿フローは?どうやって届くの?

インターネット上で注文・入稿して、宅配で届くのが基本です。
代金支払いのタイミングは支払い方法や発注先の印刷会社によって異なります。

入稿から納品までのフロー

ネットで拾った画像を使って良い?

インターネット上で保存した画像を勝手に使用するのはNGです
写真・画像は自分で作成・撮影したものを利用するのが基本です。
自分で画像を用意するのが難しい場合は、素材サイトなどで配布されている「商用OK」の画像を使用したり、フォトストックサイトなどで購入する方法もあります。
また、ココナラなど、デザイナーさんに気軽に相談できるサイトもあるので利用してみて。

<!–→商用利用OK!印刷物に使える!フォトストックサイト(仮)–>

新聞に挟まっている折込チラシって新聞社にお願いするの?

はい。新聞社の販売店に依頼する方法もあります。
また、印刷通販会社の印刷から折込チラシやポスティングをワンストップで注文できるサービスを利用すれば、印刷物の在庫を持たずに配布まで依頼することも可能です。
飲食店や小売業におすすめ。印刷とポスティング、折り込み広告を一気にお任せできるサービス

チラシを折った状態で納品してほしいんだけど…

「折り加工」のオプションを付けましょう。
ほとんどの印刷会社で、注文時に折り加工のオプションが用意されています。
折りの種類も、二つ折り・巻三つ折り・Z折りなど様々。

折加工(二つ折・Z折・巻三つ折・巻四つ折・四つ折・両端折・蛇腹折・観音折)

尚、加工オプションを付ける場合は1日以上の追加納期が発生する場合がほとんどなので納期には余裕を持って。

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印刷データの基本作成方法(フライヤー・チラシ編)

・塗り足し(トンボ)を作る

トンボ

印刷物は作成工程で仕上がり寸法よりも大きい用紙に印刷され、指定のサイズに裁断されます。
表示される原寸のサイズで作成してしまうと断裁のズレで何も書いていない部分が周りに出てしまう原因となります。原稿を作成する際は、印刷会社指定の塗り足しを作成しましょう。(一般的に上下左右各+3mm)テンプレートを利用すると安心です。

・安全範囲を作る

安全範囲

上記とは逆に、デザインギリギリに文字や写真を配置してしまうと、内側に断裁がズレたときに見せたい情報が切れてしまう恐れもあります。絶対に切れてはいけない情報などは、裁断ラインより上下左右3mm以上内側に配置すると安心です。

・画像配置はリンクか埋め込みを

リンクで配置した画像は、元も画像データも一緒に入稿する必要があります。
リンク先の画像がない場合、画像を配置した箇所は空白になります。
また、画像を「埋め込み」状態にするとそのデータ内に画像が取り込まれますが、ファイルサイズが非常に大きくなります。

・CMYKデータへの変換

スマホやパソコンなどで表示されている画面はR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の3色の光を組み合わせて色を作る方法。
対して印刷物はC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)にK(ブラック)を合わせた4色のインクを組み合わせて色を作る方法で表現されています。
よって、RGBモードで作成されているデータはCMYKモードに変換が必要です。

フルカラーの原稿はCMYKの組み合わせで、モノクロの原稿は、黒(K)一色でデータを作成します。また、CMYKのことを「4C」と表現する印刷会社もあります。

CMYKとは

印刷カラーの表記の一例

・フォントをアウトライン化する

アウトライン化

Illustratorなどで作成した際、フォントは必ずアウトライン化しましょう。
アウトライン化とは、文字オブジェクトを画像(パス)に変換すること。この処理をすることで、作成したパソコン以外の環境でデータを開いた時に、配置が崩れたりフォントが表示されないトラブルを防ぎます。
尚、wordなどのOffice系ソフトでデータを作成する場合は、印刷所の所有フォントを事前に調べましょう。

・確認用画像を作成する

確認用画像とは、JPGやPNGなどでスクリーンショットを作成し、入稿画像と相違がないか確認するための画像です。現在ではセルフチェックを推奨しており、対応していない印刷会社もあります。

・PDF入稿を推奨している印刷会社も多い

  • ・AI形式やPSD形式と比較してデータサイズが小さい
  • ・配置画像が埋め込まれる
  • ・フォントが埋め込まれる
  • ・開いた環境によるズレがない

上記のような理由から、PDF入稿を推奨している印刷通販会社も多くあります。
印刷向けのPDFプリセット(PDF/X-1aやPDF/X-4)もあり、推奨形式は印刷会社によって異なります。
専用プリセットを準備している会社もあるのでチェックしてみましょう。

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よくある失敗(フライヤー・チラシ編)

実際に印刷したときのサイズ感がわからない

入稿前に手持ちのプリンターで「100%」で印刷してみましょう。手持ちのプリンターがない場合はコンビニプリントを活用する方法も。プリント方法はコンビニによって異なりますが、スマホアプリなどから登録して、「原寸で印刷」を選択することでプリントが可能です。

電話が繋がらない

印刷通販は価格が安い分、サポートを削っている業者さんも多くあります。
その場合は、注文段階でサポートが手厚いことが売りの印刷会社さんを選択すると安心です。電話やメールだけでなく、チャットやLINEで対応してくれる印刷会社さんもあります。
入稿に慣れない方へ!サポート充実の印刷通販会社

納期が伸びると言われてしまった

印刷通販会社では入稿の締切時間が決まっており、その時間までに入稿データが確定しないと納期が伸びます
最初から完全なデータを早めに入稿できることが一番ですが、早めに入稿したのに受付時間ギリギリに最入稿の案内がきてしまった…という残念なケースも。
予防としては、セルフチェックができる印刷会社を利用するのも一つの手です。
自分でデータチェックができるので、間違いに気がついた場合はすぐに最入稿が可能です。

セルフデータチェック対応の印刷会社(仮)

文字が小さすぎた

印刷物に使用する文字は「pt(ポイント)」という表記で表現されます。
文字はフォント(書体)によってサイズ感が異なりますが、印刷する場合は一番小さい文字でも6pt程度に留めましょう。尚、A4サイズの場合は11〜12pt程度が見やすいといわれています。

印刷したら画像が荒れた!

dpiの説明

画面で見ると綺麗に見えていたのに、印刷すると画像がギザギザ…これは画像の解像度のせい。
web上の画像は通常72dpiで作成されていますが、対して印刷物の推奨解像度は、カラーの場合で300〜350dpi程度。(印刷会社によって異なります。)
スマホで撮影した写真は、よほど古い機種でない場合、性能的にはそのまま印刷に耐えうる解像度ですが、カメラ設定で低解像度に変更していたり、画像をメールで送る際に小さいサイズで送っていたりすると、画質を下げる=解像度を下げている場合が。
印刷物に写真や画像を使用する際は、解像度も確認しましょう。

印刷したらパソコンやスマホの画面と色が違う!!

CMYKとRGB

これはモニターで表示されるものと印刷物とで色の表現方法が異なり、表現できる色域が違うために起こります。スマホやパソコンなどで表示されている画面はR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の3色の光を組み合わせて色を作る方法(RGB形式)。
対して印刷物はC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)にK(ブラック)を合わせた4色のインクを組み合わせて色を作る方法(CMYK形式)で表現されています。
CMYK形式よりは、RGB形式よりも表現できる色の範囲が狭いため、色が変わってしまうのです。

黒いインクが滲んだ!

CMYKのインクの組み合わせで作る印刷物。一箇所に使うインクの色が多すぎると、乾きにくくなりインクが滲んだりということが起こってしまいます。黒い色を使用する際は、CMYKそれぞれのインクのパーセンテージが過度に多くなっていないか、色の設定をよく確認しましょう。
オーバープリント対策に。各社推奨リッチブラックを比較!デメリットや4ベタとの違いも

QRコードが読み取れない

QRコードを印刷する際は1辺約15mm以上が推奨と言われています。
QRコードは読ませたい文字が長ければ長いほど、複雑且つ大きくなります。一回テスト出力して読み取りを試してみると安心です。また、解像度が低すぎても読み取れないことがあります。

色付きの用紙に印刷したら、白色が出ていない!!

CMYKの説明

印刷物はCMYKの四色の組み合わせで表現されます。
つまり、白色の箇所は用紙そのものを使って表現されることになります。
「白」のインクを使いたい場合は別途ホワイトインクの指定が必要です。

画像が切れた!!!空白ができた!!

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