印刷通販の選び方(クリアファイル編)
クリアファイルの種類は多種多様
一言でクリアファイル印刷といってもその種類は多種多様。
フルオーダー品から、箔押し、規定テンプレートから一部のデザインを変えるセミオーダー品まで様々です。ここではどのような種類のものがあるかご紹介します。
販促ツールやノベルティなど、大量発注向けのオフセット印刷クリアファイル
一般的にクリアファイル印刷と聞いて思い浮かべるのがこのタイプ。
版を作成して印刷されるオフセット印刷のクリアファイルは、印刷枚数が多くなるほど1枚当たりの単価が安くなるのが特徴です。多くの商業印刷でこの方式が使用されており、写真などの再現度が高く印刷できます。特色インキ(DICカラー)で印刷できる商品も。
大ロット向けオフセット印刷クリアファイルが発注できる印刷通販
記念品やオリジナルグッズ用途に手軽なオンデマンド印刷
少ない部数で作成したい場合におすすめなのが、オンデマンド印刷タイプのクリアファイル。3枚以内という極小ロットからでも作成することが可能な商品もあり、学校の記念品などにも使用できます。
高精細デジタル印刷を使用することでオフセット印刷に劣らないプリントが可能な商品も。
小ロット向けオンデマンド印刷クリアファイルが注文できる印刷会社
社内使用にも。箔押しタイプを選ぶ
昔ながらのクリアファイルの定番、社名やロゴなどを箔押しで入れることのできる箔押しタイプ。箔押しというと金や銀というイメージがありますが、クリアファイルのカラーや箔カラーも豊富。コーポレートカラーなども考慮して発注することも可能です。
企業ロゴファイルの定番!箔押しクリアファイルが作成できる印刷通販
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オリジナル印刷を価格重視で。既製品印刷
既製品のクリアファイルにデザインを配置する既製品印刷。
全面にはプリントできませんが、既製品を利用するので全面印刷のものに比べて安価に作成することができます。
→対応印刷会社(リンク)
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イベントやシーズン用のノベルティに。既製柄・イージーオーダー
手軽に作成したい場合に注文しやすいのが魅力のイージーオーダータイプ。既存の写真やカレンダーが入っているクリアファイルにロゴや写真を入れるタイプや、テンプレートを利用してブラウザ上でデザインを手軽に作れるタイプのものもあります。
ソフトウェア不要!イージーオーダータイプのクリアファイルが発注できる印刷通販
イベントでの資料配布に、クリアファイルバッグ
イベントや展示会なので大活躍のバッグタイプ。資料などを入れて渡すことができ、使用後はミシン目を切り取ることでクリアファイルとして使用してもらえます。
展示会やイベントに。クリアファイルバックを発注できる印刷通販
企業としてSDGsに取り組みたい。環境にやさしい紙製ファイル
現在注目を集めているのが、クリアファイルの形はそのままに紙素材でできている、紙製ファイル。一般的なコート紙素材のものから、ちょっとおしゃれなクラフト素材、透け感を出したい場合のトレーシングペーパー素材など、使用される用紙の種類も様々。プラスチック削減への貢献と、SDGs取り組みへのPRにもつながります。
クリアファイルの代替品に!紙素材ファイルが作れる印刷通販
注文する前に確認しよう!(クリアファイル編)
白版(白抑え)について
印刷会社にクリアファイルを発注する場合、フルカラーのデザインデータの他に、「白版」という白インク用の指定データが必要になります。
これは、クリアファイルが半透明の素材のため、そのまま印刷すると絵柄が透けてみえるためです。
白抑えデータがない場合
白抑えデータがなく、デザインデータのみの場合、クリアファイルの地の色が出るため中身が透けます。
白抑えデータが全面にある場合
全面に白抑えデータを配置すると、中身はほぼ透けません。
白抑えデータが部分的にある場合
白抑えデータが部分的にある場合、白抑えのデータがある箇所のみ、透けが抑えられます。
オンデマンド印刷とオフセット印刷
・オフセット印刷
版を作成し、それをスタンプのようにして印刷する方法。写真やイラストが綺麗に表現できるのが特徴。 版代が発生するため、小部数の場合は単価が高くなりますが、枚数が多いほど1枚単価の価格が安くなるのがメリット。
100部程度から対応している印刷会社があります。
大ロット向けオフセット印刷クリアファイルが発注できる印刷通販
オンデマンド印刷
デザインデータを直接印刷する印刷方法。版代が不要のため、少ない部数からでも安価で作成できるのがメリット。 クリアファイルの場合は1枚単位でプリントできることも。 逆に、大量に印刷する場合は1枚あたりの単価が下がりにくくなります。 一般的にはオフセット印刷と比較すると画質が劣ると言われていますが、現在はオンデマンド印刷機の性能も上がっており、見劣りしないほど画質が良い場合も。
3部程度から対応している印刷会社があります。
小ロット向けオンデマンド印刷クリアファイルが注文できる印刷会社
よくある質問(クリアファイル編)
どれくらいの納期で届くの?
クリアファイル印刷の場合、オンデマンド印刷のものは最短当日発送が可能な場合も。
オフセット印刷のクリアファイルの場合は、平均5〜10日納期程度が一般的のようです。
尚、年末年始やお盆期間などを挟む場合は納期が伸びる場合もあるので余裕を持った入稿を。
入稿フローは?どうやって届くの?
インターネット上で注文・入稿して、宅配で届くのが基本です。
代金支払いのタイミングは支払い方法や発注先の印刷会社によって異なります。
どんなデータで発注できるの?
対応するソフトウェアや形式は印刷通販会社によって異なりますが、クリアファイルの場合、多くの印刷会社でグラフィックソフトで作成したデータでの発注が一般的。
Office系のデータで作成したい場合は、PDF形式でデータを作成します。
例)
- ・Adobe系グラフィック専門ソフト(Illustrator,Photoshop)
- ・Word系ソフト(Word,PowerPoint)
- ・グラフィック専門ソフト(SAI,CLIP STUDIOなど)
特に、部分白印刷が必要な場合はIllustratorやPhotoshopなどの専用ソフトでの作成が必要な場合がほとんどです。
フライヤー・チラシを取り扱っている印刷通販(ページ上部へ戻る)
印刷データの基本作成方法(クリアファイル編)
・必ず印刷会社指定のテンプレートを使いましょう
クリアファイル商品の場合は、印刷会社により商品の仕様や印刷範囲が異ります。
必ず、使用する印刷会社指定のテンプレートを使用しましょう。
・使用する写真や画像はCMYKに変換しておこう
クリアファイルで使用する写真・画像を配置する前に、必ずファイルの色形式をCMYKに変更しておきましょう。
・白印刷データはレイヤーを分ける
白印刷用のレイヤーは、デザインレイヤーと同じレイヤーに配置しても印刷されません。必ず、別のレイヤーに分けて作成しましょう。
クリアファイルやアクリル製品に。白版(白印刷)データの作り方〜Illustrator編〜
よくある失敗(クリアファイル編)
印刷したら画像が荒れた!
画面で見ると綺麗に見えていたのに、印刷すると画像がギザギザ…これは画像の解像度のせい。
web上で使用する画像は通常72dpiで作成されているのに対し、印刷物の推奨解像度は、カラーの場合で300〜350dpi程度。(印刷会社によって異なります。)
スマホで撮影した写真は、よほど古い機種でない場合、性能的にはそのまま印刷に耐えうる解像度ですが、カメラ設定で低解像度に変更していたり、画像をメールで送る際に小さいサイズで送っていたりすると、画質を下げる=解像度を下げている場合が。
写真や画像を準備する場合は、解像度が高いものを用意しておきましょう。
包装されていない!
印刷物の個包装はオプションです。
チラシなどと同様、クリアファイルを印刷会社に発注した場合は、個包装はされていない状態で納品されます。包装が必要な場合は自分で行うか、個包装オプションを付けることができる印刷会社に発注しましょう。