おとなり台湾の印刷通販事情 Vol.5            「印刷通販 関連キーワードにおけるクリック単価 大解剖!」

2013年12月16日

日本・台湾のクリック単価比較

今回は台湾における印刷通販の検索キーワードのGoogle AdWords(リスティング広告)におけるクリック単価を見てみましょう。
Googleキーワードプランナーによる推奨入札単価を検索キーワードごとに出しました。
※推奨入札単価は、指定した地域と検索ネットワークの設定に基づいたキーワードのクリック単価(CPC)から算出されます。

まず、「印刷」というビックキーワードです。
(日本)

ja_print

(台湾)

ta_print

 

Vol.3 「台湾の習慣・文化から見た印刷需要」でもご紹介したように、検索ボリュームは人口比率でみると台湾の方が高くなっています。(日本は台湾の総人口の約5.41倍)
日本では「印刷」というキーワード自体が検索ボリュームが非常に多いため、クリック単価・入札数自体もかなり高くなっています。台湾はそれに比較するとかなり安い単価になっています。物価や市場規模を考慮しても、かなり少額なクリック単価と言えるでしょう。

 

次は、台湾でも検索ボリュームがかなりあった「名刺」と「印刷」のクリック単価を見てみましょう。

(日本)

ja_meishi_print

(台湾)

ta_meishi_print

 

台湾での「名片(名刺)」の検索ボリュームはVol.4 「台湾でよく検索される印刷通販関連キーワード」でも紹介したように、日本と変わらない人口比検索率がありますが、「名片 印刷」は検索ボリュームに対して、クリック単価は割高にはなっています。

このように、台湾では物価・人口規模からクリック単価が日本と比べてかなり安くなっています。
海外進出というとインドネシアや中国など市場規模がかなり大きい国が魅力的に見えますが、それだけの大きな資本が必要になります。台湾は、今回のリスティング広告を含め、海外ビジネスをスモールスタートされたい方には最適だと思います。

小資本で始める海外ビジネスの一手目として台湾は選択肢の一つです。

<執筆者>大石弘務(おおいし ひろむ)
1990年生まれ。box LLC. CEO&Founder 自社webサービス開発・運営を行う熊本のIT企業の代表を務める。30歳未満に限定した異業種交流会「コレカラ」の発起・運営を行う。また台湾のマーケット調査を行い、日本・台湾相互間の企業進出サポートを行う。

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