プリントパックでRGB印刷のポストカードを作ってみた!
今回お世話になるのは印刷通販のプリントパックさんです。
プリントパックは、チラシ・名刺・DM・ハガキをはじめとする多彩な印刷商品を24時間365日 常識を覆すほどの低価格(商品代金にかかわらず日本全国送料無料)でご利用いただける印刷通販サイトです。
名刺は100枚430円からの安さと、ネットから24時間注文できる手軽さは、2002年の創業から多くのユーザーに支持され現在までのご注文件数は3,650万件以上にものぼります。
一枚ものの紙印刷以外にも、冊子、カレンダー、シール、コースター、パッケージなど取り扱い商品もかなり豊富です。
また、受付からデータチェック、製造、出荷まで社内一貫生産体制なので、サービスがスピーディーでフレキシブルなのも特徴的です。
すべての工程を一貫して担っているので、印刷初心者でも安心して注文することができますね。
そんなプリントパックで、今回はRGB印刷でポストカードを作ってみたいと思います。
まずは会員登録
プリントパックを初めて利用する場合は、まず会員登録から始めましょう。
トップページ左側の「新規ユーザー登録」をクリックして必要事項を入力します。
登録料無料・年会費無料です!
デザインデータの作成
会員登録が完了したらポストカードのデザインデータを作っていきます。
RGB印刷とは?
通常の印刷は4色のインクからなるCMYK印刷となります。
RGBは光の3原色で構成されているカラーモードですので、液晶やモニターで見る色味ですので、印刷する場合はRGB設定してあってもCMYKに置き換えて印刷されることになります。
ですので、写真などのRGB設定されているデータを印刷すると、どうしてもモニターで見た色よりもくすんでしまいます。
プリントパックのRGB印刷は、超高性能印刷機による6色(CMYK+ビビッドピンク+ビビッドグリーン)印刷でモニター表示に限り9なく近い色を再現することができます。
テンプレートデータをダウンロード
今回はポストカードの作成ですので、ポストカードのテンプレートをダウンロードします。
トップページのメニューの一番右の「無料定型テンプレート」をクリックします。
以下の内容を選択するとテンプレートがダウンロードされます。
- カテゴリ: ポストカード
- サイズ: 絵柄面 横型 縦100mmx横148mm
- 加工: トンボ仕上がり
- OS: 使用OS(今回はMac)
今回は両面印刷ですので、サイズの項目を、宛名面 横型 縦100mmx横148mm(黒1色)で宛名面のテンプレートもダウンロードします。
デザインの作成
それではダウンロードしたテンプレートを開いてポストカードのデザインを作成していきます。
オモテ面はRGB印刷の鮮やかさを活かせるように、かなり色鮮やかな花のブーケの写真を使用してデザインしてみました。
【データ作成の注意点】必ずカラーモードをRGB、カラープロファイルを「AdobeRGB」に指定してください。
Photoshopのカラー設定とプロファイルの指定方法
1.編集から「カラー設定」を選択
2.RGBの箇所を「AdobeRGB(1998)」に指定する
3.編集から「プロファイルの指定」を選択し、プロファイルのラジオボタンにチェックを入れ「プロファイル」を「AdobeRGB(1998)」に指定する
Illustratorのカラー設定とプロファイルの指定方法
1.編集から「カラー設定」を選択
2.RGBの箇所を「AdobeRGB(1998)」に指定する
3.編集から「プロファイルの指定」を選択し、プロファイルのラジオボタンにチェックを入れ「プロファイル」を「AdobeRGB(1998)」に指定する
以上でRGB印刷に必要なカラー設定とプロファイル設定は完了です!
AdobeRGBとデフォルト(それ以外)の色味の違い
ちなみに、カラー設定とプロファイル設定をAdobeRGBに指定することでこれぐらい色が鮮やかになります。
あくまでモニター上での比較ですが参考にして頂ければと思います。
ウラ面は黒一色の宛名面ですので通常通りのCMYKでの入稿でOKです。
以上でデザインデータの作成が完了です!
RGB印刷のポストカード印刷の注文
トップページの左メニューから、「RGB印刷」→ポストカードとクリックして、RGB印刷のポストカードの詳細ページに遷移します。
詳細ページを表示したら、必要項目を選択して注文します。
- カラー方式
- サイズ
- 紙種
- 納期
今回は上記内容で注文した、料金は1,560円(税込)でした。
インク数の多い特殊な印刷ですが思っていたよりもリーズナブルでした。
希望納期/枚数の項目をクリックすると、詳細確認から注文画面に遷移しますので、お支払い方法や送り先住所を入力して注文完了です。
RGB印刷のポストカードの仕上がりをチェック!
2月13日に注文完了して納期が7営業日でしたので、2月20日に届きました。
それではRGB印刷のポストカードの仕上がりをチェックしていきましょう!
封を開けて中身が見えた瞬間、色鮮やかな色調が目に飛び込んできました。
通常のCMYKの印刷よりもやはり色味が綺麗な発色です。
それぞれの花の微妙な色味を再現されている上に、全体的にビビッドで明るい印象ですね。
こちらが拡大した写真です。
細部までしっかり印刷されていて全体的にきめ細かい仕上がりになっています。
以上、RGB印刷のポストカード印刷は想像以上に鮮やかな仕上がりでした!
まとめ
プリントパックのRGB印刷のポストカードはいかがでしたでしょうか?
印刷の基礎知識として、モニターで見た色と印刷される色はかなり違う(くすんでしまう)のが常識ではあるのですが、「なんとか鮮やかなまま印刷に反映したい!」と思ったことは一度はあるのではないでしょうか?
筆者もRGBのデータを同じように印刷したいという要望を受けることがよくありますので、今回のRGB印刷はそんな時にぜひおすすめしたい内容でした。
RGBはモニターの光を含んだ光の3原色ですので、完全に同じような発色というのは物理的に不可能ですが、CMYKよりは確実に発色は鮮やかな印象でした。
RGB印刷でポストカードを作るならプリントパックがおすすめです!