ブラウザ上で簡単編集!70種類からデザインが選べるテガリーで金券・商品券を印刷発注
最終更新日: 2023年11月06日
老舗印刷会社の印刷通販サイト「テガリー」で商品券印刷をしてみよう
今回筆者が初めて利用するのは、1944年創業の老舗印刷会社が運営する印刷通販サイト「テガリー」です。
鹿児島に本社を置く印刷会社で、ネット印刷初心者でも安心の電話サポートも受け付けてもらえるのが特徴。今回はそんなテガリーの人気商品である「金券・商品券作成」です。
70種類以上のテンプレートからブラウザ上で作成可能!
テガリーの金券・商品券作成の特徴は、なんと言ってもブラウザ上でデザインが作成できる、というところです!
印刷会社のオンラインデザインツールといえば、名刺やチラシなどがポピュラーなところですが、金券が作成できるサービスというのは珍しいのではないでしょうか?
使用できるテンプレートの種類は70種類以上とかなり豊富で、表面・裏面のデザインを選択してそのまま発注することができます。
もちろん、通常の印刷物同様、自ら作成したデザインで入稿することも可能です。
商品タイプも豊富!偽造防止対策も
商品タイプも、オーソドックスな一枚型と地域商品券などでもお馴染みの冊子型があり、それぞれナンバリングの有無も選べます。
更に、裏面には偽造防止加工を施すことが可能!!
こちらは、自分でデザイン作成するIllustrator用のテンプレートとオンラインのデザインツール、どちらにも対応しているそうです。
コピーガードは、普通のデータ作成で簡単に作れるものではありませんのでこれは画期的です…!!
金券を発注してみよう
今回は、一枚型でナンバリングなしのものを発注してみます。
デザインの選択
まずは表面のデザイン(テンプレート)を選択します。
「シンプル」「高級感」「花・植物」など、デザインタイプから絞り込みも可能です。
今回は「高級感」で絞り込みました。
こちらの青地に金リボンのデザインで作ってみましょう。「テンプレートを選択する」をクリックします。
続いて裏面を選択します。
6種類のデザイン、もしくは「選択せずに次へ」から選べるようですね。
裏面のデザインを選択すると、「テンプレートを編集する」画面へ。
表面・裏面それぞれ「テンプレートを編集する」をクリックして編集します。
内容を編集しよう
こちらが編集画面(表面)です。
テキスト部分を選択して、文字編集はもちろんのこと、
画面上の「素材」からパソコン内の画像を読み込んだり
「文字」から追加のテキストボックスを入力したり
「図形」から、丸や四角などの図形や罫線、更にはQRコードを入力することもできたりと、編集機能も豊富です。
金額を変更する場合は、金額部分を選択すると、左メニューに「素材の入れ替え」が表示されるので、そこをクリックします。
続いて、任意の金額をクリック。
試しに2,000円にしてみましょう。
金額が2,000円に変更されました!
金額素材は、500円、1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円から選択が可能です。
裏面も同様に編集します。
デザインの確認
編集が完了したら仕上がりイメージを確認します。
(今回は金額は1,000円に戻しました)
セルフチェックなので十分確認しましょう。尚、デザインの保存時間は一時間なので、サクッと終わらせてしまいましょう。
納期と金額
金額を確認しましょう。
用紙と納期によって金額が変更されます。
- 納期
- 2日
- 3日
- 用紙
- 上質紙90kg
- 上質紙110kg
- 上質紙135kg
尚、オプションで金券にぴったりのサイズの封筒が同時注文できます。別途問い合わせでオリジナルデザインの印刷も可能だそうです。
発注しよう
商品をカートに入れたら発注します。
テガリーでは会員登録をしなくても注文ができるのですが、登録しておくと見積書などの各種帳票が発行できる他、利用ポイントが貯まったりと、便利でお得です。
支払い方法は以下の3種類から。
- 代金引換
- 銀行振込(三井住友銀行・ゆうちょ銀行・楽天銀行)
- クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・AMEX・ダイナーズクラブ)
尚、銀行振込は前払いで、出荷日前日の15時までに振り込みをしましょう。(出荷日の15時までに入金を確認できない場合、商品を出荷できません。)
一箇所目なら全国どこでも配送料無料!
尚、複数箇所への配送も可能(1箇所追加+1,320円税込)で、配送先をCSV一括登録もできるので大量発注時にも便利です。
もちろん、送り主指定も可能。配送時間帯も希望できるので便利です。前倒し出荷も希望できます。
注文後にすぐメールが届きました。
出荷までの日数に休日も含まれているのがわかりやすいですね。
発送は鹿児島から。基本的にはヤマト運輸での配送になるそうです。
印刷した金券が到着!
予定通り、印刷日数3日+1日の合計4日後に商品発送の連絡があり、九州内だったためその翌日に商品が到着しました。基本的にはヤマト運輸からとのことでしたが、今回は佐川急便での配送でした。
角が曲がらないよう、エアクッションと厚紙で補強があり。今回は予備も2枚入っていました。
商品サイズは148 × 70mm。
千円札(150 × 76mm)よりも少しだけ小さいサイズ感で、財布にも入れやすそう。
上質紙ということですが、インクが乗っている箇所は結構ツルツル。ちなみに印刷方式はオンデマンド印刷です。
商品券といえば捺印が必要でしょう!ということで、裏面に試しに一般的な回転式のスタンプを押してみるました。朱肉の種類にもよると思いますが、筆者の手持ちのものでは染みることもなく、逆に弾くこともなく綺麗に捺印できました。
筆記もしやすく、油性ボールペンだけでなく鉛筆でも書き込み可能。インクが乗っているところでなければ、スラスラと書けそうです。
気になる偽造防止加工は?
テガリーの金券の特徴「偽造防止加工」について、実際に家庭用複合機でコピーして検証してみました!
まずは裏面に入っている「無効」の文字について。
いかがでしょうか?上がコピー、下が原本です。「無効」の文字がぼんやり浮き上がっているのがわかりますでしょうか?
そもそも、今回この記事に掲載している写真についても、撮影をした時点で「無効」の文字が若干出てしまっているものもあるかと思います。
次に、背面上下に入っている極小の模様。スマホで拡大すると、原本にどれだけ細やかな印刷が施されているかがよくわかります。家庭用プリンターだと完全再現は難しかったです!
尚、複製環境によっては見え方が異なってくるとは思いますのでご参考までに。
冊子型やナンバリングも。別途デザイン発注も可能
今回、テガリーでの印刷物発注は初めてでしたが、サイトもシンプルでわかりやすく、サクサクと注文を進めることができました。
参考価格は、50部で3,950円(税込)から。
自分でデザインの選択からカスタマイズまでが可能なので、発注までの時間も、とても短く済みました。
70種類のデザインテンプレートはお店に合わせたイメージから選ぶことができるので、どんな業種でも選びやすそうです。
今回注文した一枚型(ナンバリングなし)の他にも、最初にご紹介した通り、5枚〜15枚綴りで作成できる冊子型やナンバリングがあるタイプもあるので、希望デザインのオンラインツールでのセルフカスタマイズと組み合わせれば、よりイメージに合った金券・商品券が作成できるのではないでしょうか?
また、お手頃価格でオーダーできるデザイン作成サービスもあるようなので、完全オリジナルデザインで発注したい場合にも要チェックですよ!