大切な印刷物を制作する時、できれば仕上がりを確かめてから発注したいですよね。
Web上のプレビューや出力イメージではなく、実際の印刷用紙に刷った見本を確認したい──そういったニーズは多いものです。
そこで今回は、本機色校正や簡易色校正のメニューがあるネット印刷6社を特集しました。
「本注文前に出力結果を知って、安心して発注したい!」というシーンにぜひお役立てくださいね。
 

プリントパックの色校正

 
印刷通販のプリントパックでは、3種類の色校正サービスを提供しています。

出典:プリントパック

内訳はごく簡易的なプリンタープルーフ・簡易校正・本機校正の3パターンで、刷り上がりがもっとも本製品に近いのは本機校正です。これを選ぶとオフセット印刷で実際の発注時と同じ紙種に刷ってもらえるため、確実に納得できる印刷物を作りたい場合は本機校正がおすすめ

出典:プリントパック

簡易校正はインクジェット印刷の校正専用機+校正専用紙での出力・プリンタープルーフはレーザープリンター方式での出力となります。
※プリンタープルーフは網点の再現性なし・大まかな全体イメージの確認用です。
 

また、本機校正で中綴じ冊子を全ページ出力する場合に限り、完成品と同様に製本した状態で送ってくれる製本お届けサービスもありますよ。

出典:プリントパック

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グラフィックの校正サービス

 
ネット印刷のグラフィックでは、豊富な校正サービスが揃っています。
まず簡易校正のデジタルプルーフ(オフセット印刷)では、校正印刷機で出力した完成イメージを見ることができます。

出典:グラフィック

そして本機校正サービスにはオフセット印刷用とオンデマンド印刷用があり、どちらも実際の発注と同じ紙種・同じ印刷機で刷ってもらえます。これなら用紙の風合いや微細な色みもチェックしやすいですね。

出典:グラフィック

グラフィックの校正サービスは簡易校正・本機校正ともにパッケージ印刷専用メニューもあって、パッケージの印刷だけでなくカット・スジ入れ・貼り加工まで仕上げた状態で届けてくれます。

出典:グラフィック

紙製パッケージは特に実物の仕上がりが気になるアイテムですから、校正を利用すると安心です。

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バンフーの色校正サービス

 
印刷通販のバンフーオンラインショップ(帆風)では、4種類の校正刷りサービスを行なっています。

出典:バンフーオンラインショップ(帆風)

オフセット印刷本機校正・オンデマンド印刷本機校正・デジタル簡易校正出力(DDCP)・オフセットおためし印刷の4パターンで、特にプロユースのオフセット印刷本機校正ではバンフーの営業スタッフが一緒に確認しながら進行/厳密な色確認ができるそう。

出典:バンフーオンラインショップ(帆風)

一方、オフセットおためし印刷は印刷注文に慣れていないユーザーが、テストプリントをしたり入稿データと完成品の違いを比較したりする用途などに向いています。

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WAVEの校正サービス

 
ネット印刷のWAVE(ウエーブ)では、2種類の試し刷りサービスを提供中です。

出典:WAVE

色目やインクの乗りなどをしっかり確認したい場合の本機校正は、本刷りと同一のオフセット印刷機またはオンデマンド印刷機で実際と同じ用紙に刷ってもらえます。

簡単に印刷イメージを見たい場合の簡易校正は、リーズナブルな点と当日出荷(※10時まで入稿+ペラものに限る)という気軽さが嬉しいですね。

ちなみにWAVEの本機校正では、ペラものなら計5枚納品(両面印刷の場合は各5枚/計10枚)してくれるそうで、複数人で校正紙をチェックしたい時にも助かりますよ。

出典:WAVE

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プリントモールの本機校正

 
印刷通販のプリントモールでは、冊子印刷の本機校正(試し刷り)サービスを手がけています。

出典:プリントモール

こちらはA4からB6までの4サイズの冊子が対象で、5部作成してくれます。冊子が無線綴じか中綴じかは不問で、断裁と製本加工をしないブックブロックの状態で届けてもらうことも可能。

なお、こちらはデジタル印刷のみのメニューとなっていて、オフセット印刷などで本機校正を希望することはできません。

出典:プリントモール

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プリントネットの校正サービス

 
ネット印刷のプリントネットには、本機色校正と簡易校正のオプションサービスがあります。
本機色校正では、本印刷で使う印刷機で発注時と同じ用紙に印刷し、色みや用紙特性をチェックすることが可能

出典:プリントネット

簡易校正は最新鋭オンデマンド印刷機かインクジェットプリンタのどちらかで出力されます。用紙はオンデマンド印刷ではコート紙・マット紙・上質紙のどれかで、インクジェット印刷ではインクジェットプリンタ専用紙となります。

出典:プリントネット

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印刷通販6社の各色校正サービス、それぞれに使いやすそうな仕様となっていましたね。
なお本機校正サービスを利用してから注文しても、印刷の都合上必ずしも同様の仕上がりになるとは限りません

しかし色校正サービスで試し刷りをすれば、全体の色みや細部のデザイン・フォントの太りなどを確かめられますし、納品されてから「イメージと違った」とがっかりするような事態を回避できます。
ぜひ色校正サービスを賢く活用して、ハイクオリティな印刷物を作りましょう!