印刷価格から検証!維新・藤田氏『秘書の会社にビラ発注』報道 #選挙ビラ
公金還流?と聞いて、まずは電卓を持ちました
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の報道をきっかけに、日本維新の会・藤田氏が
秘書の会社に選挙用ビラの印刷を発注していたことが話題になりました。
その金額、ビラ7万枚で約49万円!!!。
しかも、最終的な印刷は印刷通販大手・プリントパックに横流し!?
……ここまで読んで、印刷通販好きとしては
「悪い奴が、印刷通販を利用して不正を働いたのか?」
と興味津々。
いつものように、印刷通販の価格表を開いて電卓をはじいてみます。
実は、印刷費は“政令”で決まっています
選挙ビラやポスターの印刷費は、公職選挙法により公費負担となります。
しかし「いくらでもOK」ではなく、政令で上限額が決められています。
候補者は、その上限の範囲内で、デザイン・紙・色・納期・加工をどうするかを考えるわけです。
政治の世界では印刷費がいくらまで認められるのか。
報道で問題になった2024年衆院選の際の情報が大阪府のウェブサイトに残っていたので、調べてみました。
ビラ7万枚、政令上限はいくら?(電卓タイム)
衆院選・大阪府(令和6年)
大阪府選挙管理委員会が公開している『第50回 衆議院小選挙区選出議員選挙 公費負担の手引』には以下のように記載されています。

2024大阪府公費負担額
50,000枚を超える場合(限度枚数70,000枚)
単価={386,500円+5円18銭×(制作枚数-50,000)}÷制作枚数
※1銭未満の端数は切り上げ
※70,000枚の場合は単価7円01銭
【70,000枚の公費負担】
7.01円 × 70,000枚 = 490,700円
約49万円。つまり、藤田氏が印刷費として使った金額は、
政令で定められた上限額の水準に合わせている可能性が高そうです。
プリントパックに支払ったのは、いくら?
さて次に、印刷のためにプリントパックに支払った金額がいくらぐらいなのかも見てみます。
当サイト「印刷通販徹底比較」で価格検索をしてみると、ビラ7万枚ではプリントパックが最安値水準。
仕様が報道から読み取れないため、「選挙ビラあるある」な条件を仮定します。
- サイズ:A4
- 両面フルカラー
- 用紙:マットコート110kg
- 納期:2営業日発送
- 調査日:2026年2月3日
折なしの場合
- 定価:261,690円(税込)
- キャンペーン価格:220,130円(税込)
二つ折りにした場合
- 定価:545,230円(税込)
- キャンペーン価格:449,790円(税込)
もしも「複数個所に分納したい」「2営業日発送では間に合わない!当日発送に!」などの要求が加わると、ここから金額はどんどん上昇してゆき政令上限では収まらなくます。
上限まで使わなかった人、いますか?
「もっと良いデザインを」「もっといい紙を」「もっと短納期で」…印刷は予算無制限で作るといくらでも価格があがっていきます。それに対し、国や自治体が妥当な水準と判断したのが政令で決められた印刷上限額。
もし「上限まで使うのはけしからん」という話になるなら、政令自体が妥当でない可能性があります。そして実際に印刷費を余らせた候補者がいるなら、ぜひ調べて賞賛したいです。
※大阪府に問い合わせたところ現在対応が難しいとの事で来月以降に情報公開請求予定。
2024年衆院選の同選挙区の候補者は以下の三名の方々でした。
・日本維新の会 藤田文武さん
・日本共産党 太田とおるさん
・自民党 北川晋平さん
そして、2026年の衆議院選挙、公費の印刷費を賢く節約する政治家は現れるのか。楽しみにしております。その人こそ、国民の血税を大切に使ってくれる真の政治家に違いありません。
印刷通販を全候補者に!
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もしも、血税を一円でも倹約しようとお考えの奇特な候補者の方がいらっしゃいましたら、オススメします。お絵描きAIにもお詳しいであろうチームみらいの候補者の方などは、もしかしたら本当にできてしまうかもしれません。
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