用紙の入れ替えもできる!グラフィックのオリジナルタンブラーを作ってみよう
最終更新日: 2022年08月07日
中の用紙が変更できる!グラフィックでタンブラーを作成してみよう
今やデスクワークをする方にとってはお馴染みのアイテム、タンブラー。
大手コーヒーチェーン等ではマイタンブラーやマイカップを持ち込むことで割引も受けることができる店舗も多く、持ち歩きしている方も少なくないのではないでしょうか。
今回紹介するのは、ノベルティ・グッズ印刷の定番商品!印刷通販グラフィックの「オリジナルタンブラー印刷」です。
グラフィックのオリジナルタンブラーの特徴は以下の通り。
- 1個から作成可能
- 300ml・350ml・500mlから選べる
- 最短3営業日発送
早速注文紹介してみましょう。
タンブラー台紙のデータ作成
こちらの商品は、タンブラーの中に台紙が入っている状態のものなので、台紙部分のデザインを作成して入稿します。
テンプレート必須商品で、用意されているテンプレートの形式はIllustrator形式のもの。
テンプレートデータ内に、詳しいデータ作成の方法が記載されています。
ピンク色の線が塗りたし線、緑色の線が仕上がり線です。
尚、ピンク色の線の右側点線部分は用紙が重なる箇所になります。
オーソドックスなチラシなどの印刷テンプレートと同様、「デザイン」レイヤーにテンプレートを配置するのですが、一点特徴的なのが湾曲しているというところです。
扇状になった用紙をタンブラーに巻き付けて挟むような形のため、そのままデータを扇状にくり抜いただけでは仕上がりが不自然に。ちなみに、縦縞模様などがある場合のイメージでは以下のような形になります。
というわけで、データ作成の際には影響を受ける部分については変形が必要です。
今回作成したタンブラーのデザインは以下のようなものですが、ここから変形させることになります。
変形したい箇所を選択して、メニューの「効果」>ワープ>円弧を選択。
テンプレートの注釈には、
500mlタンブラーですと200×167(mm)の長方形で円弧の11%
の記載がありますが、試してみたところこれは、上記サイズの長方形を変形させると、大体テンプレートと合うサイズの扇型が作れるということのようでした。
先にデザインを作成してしまった今回は、ワープオプションのプレビューを見ながら、水平方向カーブのパーセンテージを入力。
今回のデータでは17%程度でした。
仕上げに、「案内」レイヤーにあるピンク色のガイド(ぬりたし線)の外枠と同じサイズでクリッピングマスクをかけて完成です。
ちなみに今回は、デザインの真ん中付近はあまり円弧の影響を受けないであろうということを予測して、円弧の効果は、背景に当たるグレーのグラデーション部分と、茶色のクラフトっぽいイメージの部分のみにかけました。
これでデータは完成です。
最大の500mlのものでも、原寸プリントでA4に入るサイズなので、実際にテストプリントしながらデータ作成するとやりやすいです。
最短3営業日から作成可能!オリジナルタンブラーを注文しよう
注文は商品ページから。
商品サイズと希望の個数/納期を選択して注文します。
納期は3日・5日・10日から選択可能です。
同時に今回は、差し替え用中紙印刷も同時に注文しました。
こちらの用紙の納期は5日・3日から選択。
タンブラーサイズと同じ、300ml、350ml、500mlから選択ができます。
- 支払い方法
- 代金引換
- 銀行振込
- クレジットカード
- コンビニ決済
- オンラインID決済(楽天ペイ、PayPay、au PAY、d払い)
- Paid(後払い)
- 配送料
- 2,000円以上の注文で送料無料
- 2,000円未満の場合は送料500円
注文後にマイページからWEB入稿ができますが、スマートチェックには非対応なので入稿後はオペレーターさんの返信を待ちます。
オリジナルタンブラーと差し替え用の中紙が到着!
今回は佐川急便で商品が配送されてきました。
前回はヤマトだったので、商品によって違うのでしょうか。
タンブラーは箱入りでエアパッキン梱包、替え用紙はエアパッキンで梱包された上、折れ曲がらないようにダンボールで補強してありました。
オリジナルタンブラーを見てみよう
こちらが注文した500mlタンブラーです。
透明なカバー部分と本体部分の間に印刷した用紙が入っています。
耐熱温度はカバー部分で90℃、蓋と本体、カバー底面は100℃、パッキンは130℃。
あまり高温なものは入れることができませんし保温・保冷機能はありませんが、常温で飲みたい場合や、保温NGなハーブティーを入れたりするには持ってこいです。
用紙の繋ぎ目部分。
用紙がぎちっと入るわけではないので繋ぎ目部分は明らかですが、データ作成時に施したカーブはうまくいっていました!
オンデマンド印刷だと思うので本体のグラデーション部分はあまり目立たなくなってしまいましたが、クラフト用紙の写真をはめ込んだ箇所は質感をしっかり表現してもらえました。
替え用紙の取り替え方法
用紙を替えてみましょう。
スクリュー式なので捻れば簡単にカバーを外すことができます。
カバーを外して用紙を取り出して
あとは替えの用紙を入れ替えるだけ。簡単です!
気分や季節によって用紙を入れ替えることができるのは面白いですね。
こちらが今回入れた替え用紙。
今回はデータ中心部のロゴ部分と「500ml」の表記は変形させず、左側の長四角とそこに並ぶテキストにまとめて変形をかけましたが、実際にボトルに入れてみても文字の変形が気になる結果になりました。
テキスト自体は変形させず、配置のみカーブに沿う形でデータを作成したが自然な仕上がりになったのではと思います。
ちなみに替え用紙や印刷用紙は共に耐水合成紙が使用されています。
結露や若干の濡れには対応できそうですね。
ちなみに蓋は完全密閉するタイプではありませんが、卓上で利用するには十分です。
500mlのものであれば、某コーヒーチェーンのグランデサイズ(470ml)も入れてもらえますね…!
保冷・保温機能付きのタンブラー・ステンレスボトルもあり
グラフィックでは、今回注文したタンブラーの他にも、サーモステンレスボトル、サーモタンブラーといった保温機能のついているタンブラーの印刷も注文できます。
関連記事:グラフィックでレーザー彫刻のオリジナルサーモステンレスボトルを作成!
ちなみにそちらの商品は、いずれもプリント部分の変形を考えなくて良い商品なのでデータ作成は今回の商品より簡単そうです。
仕事や勉強のお供にオリジナルタンブラーを添えてみては?プレゼントにも喜ばれそうです。