注目度アップ?!ベストプリントのタブロイド新聞型冊子印刷を頼んでみた
印刷通販ベストプリントは、豊富な印刷商品ラインナップでキャンペーンも多く、印刷通販を利用するユーザーにとって使いやすい印刷会社の一つですね。
そのベストプリントでは今、新聞型冊子印刷に注目が集まっています。
ベストプリントサイトのアクセスランキングにもランクインしていることからも、その人気ぶりがうかがえますね。
新聞型冊子印刷とは?
この新聞型冊子印刷は、ミニ新聞やフリーペーパーなどに向くラフでおしゃれな印刷物で、タブロイドサイズ・ブランケットサイズ・輪転B4サイズの3つのサイズがあります。
印刷部数は原則100部から1,000,000部まで選択でき、色数もページ数によって、両面1色か両面フルカラーのどちらか、または片面カラー/裏面1色を指定可能です。
印刷方式はいずれのサイズもオフセット印刷のみとなります。
また、新聞型冊子印刷はこのような特徴もあります。
フルカラー印刷の場合は印刷範囲外にダイヤマークが入ること・鍵穴と呼ばれる微細な穴が開くこと・波線状(ギザギザ)に断裁される面ができること・折った時にラフな折り目になることなどの特色を備えています。
新聞型冊子印刷の印刷可能なページ数は、タブロイドサイズの場合2ページから32ページ、ブランケットサイズは2ページから4ページ、輪転B4サイズは2ページから16ページの間で選ぶことができます。
印刷用紙はいずれも各種選べますが、サイズの小さい輪転B4サイズがもっとも紙種が多く、サイズの大きいブランケットサイズだと選択肢が少なくなります。
タブロイドサイズでは、D判のコート紙57kgと70kg・D判の上質紙57kg・D判のマット紙53.5kgと57kgと72.5kg・D判の高白更43kg・D判の新聞更38kgからチョイスできます。
この、ベストプリントの新聞型冊子印刷を、今回はタブロイドサイズで実際に作ってみることにしました。
タブロイド新聞型冊子印刷を試そう!
今回のタブロイド新聞型冊子は、2ページ・両面1色(モノクロ)・D判の新聞更38kg・4営業日・最低部数100部で制作します。
まずはタブロイド新聞のデータ作りですが、はじめに専用テンプレートをベストプリントのサイト上からダウンロードしましょう。
というのも、ベストプリントの新聞型冊子印刷ではふちなし印刷が不可なので、印刷可能部分が明確にわかるテンプレートを使う方が安心だからです。
専用テンプレートはページ数ごとに用意されていて、ファイル形式もIllustrator用のAiとPhotoshop用のPSDがあるので、自分の環境に合ったものを入手します。
開いたテンプレートはカラーモードがCMYKになっているので、モノクロで印刷する場合はグレースケールかモノクロ二値にカラーモードを変更してからデータを作りましょう。
グレースケールなら解像度はデフォルトの350dpiのままでもいいですが、モノクロ二値の場合は1200dpiが推奨解像度となります。
データができたら、不要なレイヤーを削除し、全レイヤーを統合してEPSかPSDで保存します。
出力見本となるJPG画像も用意して、入稿データと一緒のファイルへ入れてデータを圧縮すれば入稿準備は完了です。
あとは注文ですが、タブロイド新聞型冊子で2ページの場合、注文時にこの仕様の特徴である、紙の端のギザギザの断面が左右どちらに来る向きにするかを選ぶことができます。
なお、新聞型冊子はベストプリントの商品ラインナップのうち、土日を営業日としてカウントしない商品の一つです。
この場合、土日は印刷工程が進まないのはもちろんデータチェックなどの処理も週明けになるので、急ぐ時は発注時、土日を挟まないかどうか確認しましょう。
今回は金曜日の夜に注文と入稿を行なったため、データチェック完了の連絡が来たのは月曜の午前中となりました。
そこから4営業日で予定通り発送され、ヤマト運輸で届きました。
タブロイド新聞の刷り上がりは……!
このように大きな封筒で、中身のタブロイド新聞は折らずに送ってもらえました。外装は輸送中に少し破けてしまっていますが、中にはダメージが及んでいないので問題ありません。
印刷物は丈夫な厚紙で上下がしっかり挟まれ、補強されています。
開封してみると、OPP袋に発注分のタブロイド新聞100枚と、余部の30枚が一緒に入っていました。
印刷も問題なく、オフセット印刷なのでテカらずマットできれいです。
カフェのインフォメーション新聞的なレイアウトを目指しましたが、この新聞更38kgの用紙とモノクロ印刷が相まって、表現したかったシックな雰囲気を引き出してもらえたように思います。
希望通り、左側に紙のギザギザが来ています。新聞型冊子の特徴である小さな鍵穴も見えていますね。
裏うつりもそれほどなく、紙の薄さも新聞っぽくてよい味が出ています。
折るとこういった具合で、ラフなミニ新聞テイストが全面に感じられます。
ベストプリントの新聞型冊子印刷は、利用ユーザーの業種やテーマによってさまざまな使い方ができる印刷物の一つです。
ショップのミニ新聞として定期的に刊行したり、季節のイベントに合わせておしゃれな商品カタログ代わりに発行したりと、使用用途は無限大ですね。
モノクロでもカラーでもナチュラルな風合いが出ますし、新聞型になっているだけでも読んでもらいやすいので、お店のこだわりなどを文章と写真でPRしたい時にもぴったりです。
実物を確かめてから利用したい方は、ベストプリントへ資料請求をすると、この新聞型冊子の印刷見本も無料で送ってもらえます。
新聞更や高白更など、新聞型冊子印刷で使える用紙もサンプルをもらえるので、実際に触って比較してから決めるのもおすすめですよ。
印刷用紙の厚さや地色がわかれば、レイアウトやデザインも考えやすいですね。新聞更は新聞っぽさや素朴な印象を出せますし、コート紙やマット紙を使うと高級感やクラシックテイストも演出できます。
また、今回は2ページでタブロイド新聞を作成しましたが、4ページ以上になるとぐっと新聞らしさが増すので、複数ページでの新聞型冊子印刷もぜひお試しくださいね。