ギフトなどの個人利用にも!1個からグッズが作れるラクスルでオリジナルマグカップを作成してみた。
最終更新日: 2022年08月08日
ラクスルがノベルティ印刷に対応
無料デザインツールを利用して、チラシ・DMなどの印刷アイテムがブラウザ上でデザインできることで有名な、印刷通販のラクスルが、なんとノベルティ印刷に対応!しかもノベルティもパソコンのブラウザからデザインが作成できるとのことなので、今回は実際に注文してみました。
ボールペン・マグカップ・ユニフォームなど豊富なラインナップ
ラクスルで取り扱っているノベルティのカテゴリラインナップは以下の通り。(2020年5月現在)
- オリジナルウェア・アパレル
- オリジナルマグカップ
- オリジナルトートバッグ
- オリジナルタオル・名入れタオル・手ぬぐい
- 名入れ筆記具
- オリジナルクリアファイル
- PC・モバイル関連グッズ
- 名入れうちわ
- 名入れカレンダー(卓上・壁掛け)
- オリジナルボトル・タンブラー
- オリジナルグラス・湯呑み
ノベルティの定番商品が揃っていますね。
筆者がこのサービスを知ったのは半年近く前だったのですが、どんどん取り扱いアイテムが増えている印象です。
ロット数はいくらから作成できる?
最小ロットは商品によって違うようで、例えば企業ノベルティの定番ともいえる、ボールペン(ジェットストリーム)は最低ロットが100本ですが、オリジナルTシャツやマグカップは1個から作成できます。
ノベルティというと大ロットからの対応のイメージですが、小ロットにも対応してくれるので、あまり数を必要としないシーンでも利用しやすくなっています。
オンライン無料デザインツールで作成開始
というわけで、今回は1個から作成できる「ツートンカラー陶器オリジナルマグカップ(M)」を注文してみましょう。
表面は白ですが、把手部分と中のカラーが5色から選べるかわいらしいマグカップです。
封入オプションとして、無地の箱入れの他、ギフトボックス(有料)も選択できます。
それでは、デザイン編集ツールで編集開始!
まずは、デザインファイルや文字を追加します。
使用できる画像ファイル形式は、.ai/.png/.pdf形式の3種類。(10MB以下)
今回は.png形式のファイルを配置しました。
ツールの機能はシンプルで、ロゴやデザインなどの画像を配置と、文字の追加。重ね順の変更や、行揃えなどもできるので、配置しやすいです。
今回は、画像を1枚(右のたぬき)と、文字(Kachi-Kachi-Yama)を追加しました。
フォントはモリサワフォントが利用できます。UD(ユニバーサルデザイン)書体もあって安心。カラー指定もHexとRGBで配置できました。
画像配置のガイドが表示されるのですが、今回はマグカップという立体物ということで、ラインがはみ出てしまっています。
そんなときは画面右下の「商品について」をクリックすると、マグカップの名入れ範囲についての説明もありますので、それを見ながら調整!
こちらがプレビュー画面。
実際に印刷したもののイメージは見ることができないので、少しドキドキしますが、Tシャツなどの平面アイテムや、ボールペンなどの文字入れのみのアイテムだとイメージがつきやすそうです。
編集したデザインはプレビュー後に「カートに入れる」と保存されます。
再度デザインの編集を行いたい場合はカートから再編集も可能。
編集が終わったらログインして注文するだけ。
支払い方法は、クレジットカードか請求書払い(法人・個人事業主向け)です。
今回の支払い金額は、2,175円+税で合計2,392円でした!配送料は無料です。
こちらのマグカップは印刷方法がフルカラー印刷(昇華印刷)ということで、版を使わない印刷方法のため版代がかからないのですね。
ちなみにロット数が増えるほど、単価は下がります。(例:100個〜だと1個あたり841.67円)
今回はゴールデンウィークを挟むこともあり、納期が少し長め。
4月30日注文で、出荷予定日は5月14日、最短配送指定日は5月17日でした。
各商品の最短出荷日はアイテムのページで確認できます。
商品到着。気になる印刷面を見てみよう。
希望納品日ぴったりの5月17日に佐川急便で届きました。
1つのみの注文でしたが、中身が動きにくい安心梱包。
今回は、封入オプションが「1点ずつ無地・無色の箱に入れてお届けします。(無料)」という内容の「無地の箱入れ」だったのですが、無地とは言っても取り扱い注意の表示は印刷されているのですね。
有料オプションではギフトボックスに入れてもらえるので、あくまで「無地」はギフト用じゃないよの意だったようです。
気になる「ツートーンカラー陶器オリジナルマグカップ(M)」本体がこちら。
こちらの面は、実際の配置イメージがつきにくかった方の面。正直想像より配置バランスが下すぎたかな…?
印刷枠内最大に画像を配置する場合は問題なさそうですが、今回はちょっと難しかったです。
マグカップの印刷面をフルに使って画像を配置するときは問題なさそう。
印刷部分をアップにした写真がこちら。
ブラウザ上よりも色味が彩度が高く、色味が明るく出ている印象でした。(下の写真の方が実際の肉眼の色味に近いです。)
昇華印刷は、マグカップに印刷されると若干にじみのあるやわらかい風合いに仕上がっていました。
版を使うパッド印刷やシルクスクリーン印刷などのはっきりとした色が出る風合いとはかなり仕上がりが違ってきますが、これは好みと予算によるでしょうか。
今回のような色数が少ないデータだと、どうしても塗りの範囲が広い部分はインクの乗りが気になるのですが、逆に写真や、グラフィックソフトで描かれたイラストなどの色数が多いデザインをプリントする場合は細かい色調再現ができて向いていそうだと感じました!
続いて、文字部分です。
文字色は黒の指定でしたが、こちらも少し青味を感じます。鮮やかに仕上がる感じなのかな。
ちなみにカップ自体の重量は実測すると324.0gでした。
結構ずっしりしている部類かと思います!重い。けど倒れにくい。
小ロットでもバッチリ対応。個人利用でも簡単に作成できそう!
編集ツールの使い心地は、パソコンで作業をしたことがある方であれば簡単に作れそう。
専用ソフトがなくても.png画像があれば画像を配置できるので、スマートフォンで編集した画像をパソコンに送って配置するだけで、簡単にアイテムが作成できそうです。
また、名入れのみの商品であれば本当に文字を入力してフォントを選ぶだけなのでより簡単。
ノベルティ印刷初心者でも敷居が低いように感じました。
また、今回のようなオリジナルマグカップなどは、なんと言っても個人利用やギフトにも最適。
おうち時間が増える今こそ、お気に入りの写真を使って自分で作成したり大切な人へ送ってみるのも良いかもしれませんよ!