もっと気軽に孔版印刷を使おう!レトロ印刷JAMでできること
世の中にはたくさんの印刷会社・ネット印刷会社が存在します。その多くは、オフセット印刷とオンデマンド印刷を主流にしています。
オフセット印刷とオンデマンド印刷にはそれぞれ長所がありどちらも優れた印刷方法ですが、時にはそのどちらでもない印刷で楽しみたいこともありますよね。
大阪に本社を持つレトロ印刷JAMは、印刷通販を行なっている印刷会社では珍しい、デジタル孔版印刷(リソグラフ)がメインのネット印刷のお店です。
このサイトでも以前、レトロ印刷の試し刷りをしてみようという体験レビュー記事を紹介した他、人気デザイナーさんたちへ取材したデザイナーインタビューでも、好きな印刷所としてレトロ印刷JAMの名を挙げるかたが複数おられました。
レトロ印刷JAMで試せる孔版印刷・シルクスクリーン印刷は取り扱い商品も豊富でとても面白いので、もっと気軽に印刷通販で孔版印刷を試していただけるよう、レトロ印刷JAMでできることをご案内しますね。
ペラ紙印刷と厚紙印刷
レトロ印刷JAMの印刷商品のうち、ペラ紙印刷・中厚紙印刷と厚紙印刷は中心的なメニューです。
チラシ・フライヤーやポストカード、名刺やしおりなど、多くの印刷アイテムをここでカバーしています。
というのも、ペラ紙印刷はフチあり印刷か裁ち落とし印刷かを選択でき、裁ち落とし印刷ではサイズ範囲内なら自由な規格で作れます。
また、リーズナブルなフチあり印刷にも「A4・B5ながサイズ」があるので、これは例えば本の帯などを刷るにももってこいですね。
厚紙印刷でも、定型ハガキサイズのレトポと定型名刺サイズのレトポミニ、そしてレトポとレトポミニのサイズ範囲内で自由な規格にできるレトポプラス・レトポミニプラスがあります。
レトロ印刷の発注の際は、使用する紙種とインクの色数・印刷部数で価格が変動します。
インクの刷り色が多いほど価格は上がりますが、クラフト紙やコニーラップといった地色のある紙に1色刷りなど工夫すれば、低予算でも凝った印刷物を制作できます。
一例を挙げれば、フチありA4のペラ紙印刷でクラフト紙に片面1色刷り100枚の場合、翌日発送で税込み2233円となります。
送料は別途ですが、全国一律660円/11000円以上の利用で送料無料です。
なお、特色の金インクや、白インク・透明インクを使うとゴージャスな印刷物も作れます。
また、レトロ印刷で試し刷りなどを発注した際、送られてくる封筒も孔版印刷で印刷見本にできたり、同封されてくるPRチラシ類もインクと紙の組み合わせを学べるものになっていますよ。
製本印刷も可能
レトロ印刷JAMでは、孔版印刷で冊子の製本をすることも可能です。
以前は、製本印刷の最小ロットは50部からだったのですが、2020年5月より最小10部から刷れるようになりました。
製本の仕様は、中綴じミシン製本・平綴じミシン製本・中綴じホッチキス製本・無線綴じ製本などがあり、この他にノートや、メモ帳向きの天のり製本も選べます。
ミシン製本は本を綴じるミシン糸の色を30種類から選択可能で、無線綴じ製本だと本文最大200ページまでOKですよ。
レトロ印刷の可能性は他にもある!
これらの他にも、レトロ印刷JAMでは孔版印刷の缶バッジ印刷も受けつけが始まっていたり、デザイナーさんや同人誌作家さんにも話題のかわいい印刷見本「あそびかたろぐ」も販売されています。
また、普段はラインナップに入っていないインク色を限定インクとして使えるキャンペーンも定期的に行なわれていて、2022年9月現在は夏の限定インク「マリン」が終了し、次の限定インク発表を待っているところです。
大阪と東京にあるレトロ印刷JAMの店舗では、ワークスペースでシルクスクリーン体験もできます。
孔版印刷はインクが手につきやすい・ズレが出やすいといった特徴もありますが、オフセット印刷やオンデマンド印刷にはない味わいを演出できるので、創作意欲が刺激される!というクリエイターは多いです。
紙やインクの組み合わせで遊べるレトロ印刷、印刷通販でぜひ試してみてくださいね。