長かった夏の暑さも次第に落ち着き、ようやく秋らしさが感じられるようになってきましたね。

そんな秋の入口ですが今回は年賀状印刷をご紹介しましょう。早すぎる!? いやそれがそうでもないんです。なぜなら通販印刷各社は年賀状印刷の早割サービスを実施しているから。早ければ早いほとお得なんですよ。

通販印刷の多くではハガキ印刷のサービスを用意していて、こちらをお読みの方にもご利用経験のある方は多いと思います。ハガキ印刷は通常、オリジナルのデザインのハガキを印刷する場合が多いです。これに対し、年賀状印刷の場合はハガキ印刷同様にオリジナルデザインも利用できますが、それだけではなく種類豊富なテンプレートデータが用意されていて、デザインができない人でも手軽に利用できます。また、日本郵政発行のお年玉年賀状ハガキに印刷してくれたり、オプションで宛名印刷のサービスが用意されている点なども特徴です。

今回は、手軽に利用できるテンプレートを使ったデザインで、日本郵政発行のお年玉年賀ハガキに100部印刷する場合で比較してみました。

ちなみに年賀状印刷の発注はすでに受付中ですが(10月12日現在)、お年玉年賀ハガキの発売開始が11月1日のため、お年玉年賀状ハガキへの印刷サービスを利用する場合、どの会社でも発送は11月1日以降となります。このため今回は印刷所要日数は比較条件には加えません。

プリントパックグラフィックよみプリ楽プリ.JPの4社が年賀状早割を提供中(10/12現在)

現在本サイトでご紹介している会社のなかで年賀状印刷の早割サービスを提供している会社はプリントパック、よみプリ、グラフィック、楽プリ今回上の条件でを比較してみると、以下の3社が価格的に有利でした(10月12日現在)。

プリントパック:6,490円
グラフィック:7,490円
よみプリ:8,440円
楽プリ.JP:10,600円

価格的にはプリントパックとグラフィックが有利なようです。今回はこの2社のサービスの特徴を見てみましょう。

コストで選ぶのならばプリントパック、個性的なデザインも用意

上の結果の通り、印刷料金で比較するとプリントパックに分がありました。

プリントパックはオプションの宛名印刷サービスについても、100部の場合は1枚あたり4.8円と、かなり安く提供しており、さすがといったところです。

プリントパックでは、自社主催の年賀状デザインコンテスト入賞デザイン、プロのデザイナーがデザインしたちょっとおしゃれなクリエイターズ年賀状、ご当地キャラクター年賀状、ビジネス向け、ファミリー向け、自分で撮影した写真を組み合わせることができる写真で作る年賀状など、多彩なデザインの年賀状を選ぶことができます。この中でも興味深いのが、プリントパックならではの「ご当地キャラクター年賀状」。千葉県のチーバくん、群馬県のぐんまちゃん、岩手県のわんこきょうだいなど、人気のいわゆるご当地ゆるキャラをモチーフにデザインされた年賀状です。ゆるキャラファンはもちろんですが、自分の住む場所のキャラクターを使った年賀状で、年明けの話題作りなんてのも面白いのではないでしょうか。
発注方法はデザインジャンルごとのページから好きなデザインを選び、ログインしてから、文面の入力、ハガキの種類の選択、差出人の住所氏名、部数などをブラウザ上で入力して行くだけです。文面の書体や位置の調整など画面上で簡単に行うことができて、誰にでも使いやすい印象です。

なお早割り価格は11月30日までの限定です。

“出典:https://www.printpac.co.jp/greeting/”

 

ウェブサイトの見やすさや、スマホで年賀状を作れるサービスなど、使い勝手の良いグラフィック

グラフィックもプリントパックと同様、個性豊かなデザイナーズ年賀状、オーソドドックスで誰にでも好印象のスタンダード年賀状、筆文字の和デザインで新年を言祝ぐ筆文字年賀状、箔押しを使った豪華な雰囲気の箔押し年賀状など(箔押しは価格が異なります)、様々な種類のデザインが用意されています。

注文ページはシンプルなデザインで非常に見やすく、自分の好きな絵柄を選びやすいのが印象的です。グラフィックの発注も、プリントパック同様にブラウザ上で簡単に設定を済ませることができます。個人的には、ハガキの種類や部数など、価格を決める要素の選択を1つの画面上で設定でき、ログイン前にとりあえず見積りの結果を見られるのはありがたいと感じました。
年賀状の豆知識など、年賀状に関する知識をまとめたページなどのコンテンツも充実しており、年賀状を出す際のマナーなどをチェックしたいなんて時にも役に立ちそうです。
また、グラフィックではスマホ(iPhoneのみ)で簡単に年賀状の注文ができるアプリを、iTunesストアで無料で提供しています。テンプレートを利用して、自分で撮影した写真を使ってデザインしたり、写真の加工やスタンプでのデコレーションなども手軽にできますので、PCでわざわざ注文や設定をするのは面倒くさいなんて方にはオススメします。

グラフィックも早割り価格は11月30日までの限定です。

“出典:http://www.graphic.jp/campaign/outline_nenga.php”

以上、今回は年賀状早割サービスを紹介してみました。年末が近づくにつれて、今回取り上げた会社以外にも年賀状印刷についてのお得なサービスが登場すると思いますので、その際は改めて取り上げてみたいと思います。

(執筆者:will be will be ヤナギダヒロユキ)