アルプスPPS デジタル統括部 副主任
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アルプスPPS デジタル統括部 副主任
折りがあるもの、穴あけがあるもの、ページものなど、加工があればそれだけ事故が多い。仕上がってみたら折り線とデザインが合ってなかった、中面のデータが上下逆につくってしまった、見開きのデザインなのに色味が違いすぎ・・・etc枚挙に暇がなく、デザイナーさんでも苦い経験をした方が多い。そんな悲しい事故を未然に防ぐのが林さんの役目。驚異の真摯な態度でお客様のデータをチェックし、印刷現場にも先回りで細かい指示を送る。
アルプスPPS デジタル統括部
アルプスPPSのスタッフは、それぞれ印刷の工程を熟知した社員で構成されている。製本や後加工のオペレーターもしっかりしていて、社員同士信頼しあっているから、安定した品質できちんと仕上げることができる、と仲川さんは考える。
編集部が印刷通販利用経験のあるデザイナーさん達の意見を細かく拾い上げたところ、一番多かった要望は「現場につないでくれ」でした。モニター上でデザインをするのはデザイナーの仕事、それをデザイナーのイメージ通りに印刷するのは印刷会社の仕事。だから印刷通販に電話したら、そこには印刷のプロがいて、仕様やデータの修正方法などについて相談できる状況であってほしいというのです。また一つの案件について、同じ人が最後までカスタマーサポートを担当してほしいという切実な声もありました。
デザイナーさん:「現場につないでくれ!」
アルプスPPSさん:「もうつながってます!」
デザイナーさん:「さっきの人を出してくれ!」
アルプスPPSさん:「私です!」 という感じでしょうか。
これはかなりデザイナーさんの要望にマッチしています。
通販だからといって、刷りっぱなしにはしない。印刷知識が必要な難しい案件も切り捨てない。 これが≪まごころ印刷≫をうたうアルプスPPSさんのやり方でした。
デザイナーさんや、印刷会社のお客様が多く、創業2年目にして300回、500回とリピート注文してくださっているお客様も結構あるのだとか。「間違いなく、自分たちのやり方が支持されている」という実感があるそうです。
今回取材した以外にも他とは一線を画す独自のポリシーがあるようですが、それはまた次の機会に。
2014年01月02日