グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナー
撮影からグラフィックデザインまで一人でこなし、さらにライブペイントやタップダンスの活動もされている。趣味と仕事の境界線がない、柔軟で、曖昧な仕事スタイル。それでも中途半端感がないのは、数々の受賞歴があることに加え、藤倉さんご自身が「そうせずにはいられない」くらいワクワクしているのが伝わってくるからかもしれない。
肩書は一応、グラフィックデザイナーです。学生時代に写真をやっていたので、必要であれば撮影からやらせていただくことも。予算が限られていてカメラマンを雇うコストが掛けられない案件などでも好評です。
タップダンスは純粋に趣味で、好きで習い始めたものです。でも「タップの文化をもっと広めたい」と活動しているうちにタップ関連のお仕事をいただけるようになり、またタップのお仕事がきっかけで独立する意思を固めたので、僕の中ではとても大切な要素です。
はい、タップフェスのデザインのお仕事をやらせていただいたのがきっかけです。
タップフェスはタップダンスレッスンを受講しているお客さんが多くいらっしゃるのですが、タップカルチャーを広めるためにはまだタップを知らない方に知っていただかなくてはいけない。
デザインももちろん工夫しましたし、「タップ」というお題でTシャツデザインコンテストを開催したりしてタップを知らない外部の人にもフェスに足を運んでもらおうと仕掛けました。
その年はフェスの来場者が増えたんですよ。デザインの仕事でタップのカルチャーを広めることができるっていうその手ごたえが感じられて、もっとそういう仕事をガンガンやっていきたいと独立を決めました。
学生時代にイベントにライブペイントで出演していたとき、同じタイミングの出演者さんでタップダンサーの方がいらしたんですよね。そのステージを見て「すごい!」となりまして。
いつもそうなんです。ライブペイントをはじめたのもYORKEさんというアーティストのパフォーマンスをメディアで見て「すごい!できるようになりたい!」と思って始めたものですし。
僕の中ではすべてつながっていて、またツナゲるのが役目だと思っています。
フリーランスでやっていく以上、言われたことだけやっていたのでは生きていけないんです。タップの世界とデザインの世界をつなげることによってタップ人口がふやせたり、カメラとデザインを一人でこなすことによって価値を提供できたり、またそのお客さんがライブペイントに呼んでくださったり。つながって悪くなることよりも良くなることの方が多いです。
できるだけ本機校正をとるようにしているので、それに対応してくださるところ。それから、充実した紙見本を送ってくださるところ。その紙見本を持ってそのままクライアントのところに行ってしまいますので、その紙見本を提供してくださっている会社さんにそのまま発注してしまうことが多いです。紙見本の充実度やサイトの見易さでグラフィックを使うことが多く、案件によってはプリントパックやピットインを使うこともあります。
一つは、タップのカルチャーをもっと日本に浸透させたい。
もう一つは、生まれ育った地元群馬県桐生市の魅力をもっと伝えていきたい。桐生市はひもかわうどんやアイスまんじゅう等おいしいものもありますし、昔から織物が有名でノコギリ屋根の織物工場も残っており景観も美しいところがたくさんあります。それらのPRの仕事もしていきたいです。
社名
:
SYA TOKYO
所在地
:
東京都
氏名
:
藤倉 聖也
連絡先
:
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運営者のコメント
キツイ方だろうか、癖のある方だろうかと構えて伺ったのですが、屈託のないフランクな方でファンになりました。会えば一緒に仕事をしたくなる方です。タップも全く興味がなかったのですが、一度見てみたいと思うようになりました。
2015年01月07日