どんなシールを作る？シール・ステッカー印刷の基礎知識
オリジナルシール・ステッカーの作り方、注文方法は？
個人から業務用まで、幅広いニーズがあるシール印刷。
専用台紙を使って、自宅やオフィスのプリンターで印刷する方法もありますが、部数が多い場合や、特殊な素材で作成したい場合などは、印刷会社さんに注文するのがベターです。
ここでは、シール・ステッカー印刷で良く耳にする用語についてご紹介します。
ステッカーとシールとラベル違いは？
そもそも、よく聞く「ステッカー」「シール」そして「ラベル」の違いは何でしょうか？
goo辞書によると、そもそもの意味は以下の通りになります。
- ステッカー
- 裏にのりのついた紙片。また、宣伝用のはり紙。
- シール
- 表面に絵や文字を印刷した糊付きの紙。
- ラベル
- 商標・品名・分類記号・宛先などを表示するために品物や容器などに貼る紙片。
印刷通販のシーンにおいて「ステッカー」「シール」「ラベル」の分類方法は業者さんによって異なりますが、用途や素材で分類されてある場合が多くあります。
ここでは、一般的なパターンを紹介します。
- ステッカー
- １枚ものの、比較的大きいタイプのシールを指す場合が多い。耐候性の高い素材や加工などが施された、屋外用のもののみ指す場合も。
- シール
- 主に比較的小さめのサイズのステッカーを指す場合が多い。宛名シールや訂正シールといったものから、販促用の型抜きされているタイプのもの、ハーフカットのものまで、サイズや形も様々。
- ラベル
- 商品ラベルなどに適した素材のシール。大量枚数のロールタイプのものや、シートタイプなどがある。和紙のようなものから防水のものなど、商品用途によってさまざまな材質が用いられる。
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ハーフカット・フルカットって何？
台紙から剥ぎ取るハーフカット
「ハーフカット」とは、製造工程でシールにカットラインを入れるときに、台紙を残してシールの部分のみをカットする加工です。
シール部分のみカットされているので、台紙から必要な部分だけ剥がすことができます。
ハーフカットタイプのシール。
ハーフカットが施されたシールを作成するためには、
- 自分でハーフカットのデータを作成する方法
- 印刷会社にハーフカットデータの作成を依頼する方法
- 丸型やハート型など、予め型が決まったシール商品で発注する方法
などがあります。
関連記事：
png/jpgでマルチタイプシール作成！アドプリントのデジタルシール印刷
好きな形のハーフカットシールを作成できるアドプリントの「オリジナルシール」
台紙まで切り抜いてあるダイカットシール（ステッカー）
ダイカットシールのイメージ
ハーフカットシールと違い、台紙まで指定の形で切り落としてあるのがダイカットシールです。屋外用のものなどは「ステッカー」と呼ばれることも多いです。
切り抜き用のデータの作成方法、指定方法はハーフカットシールと変わりません。また、小さなダイカットシールを沢山集めたものを「フレークシール」と呼んだりします。
フレークシール
参考記事：好きなサイズと形で作れる！用紙種類も豊富なアドプリントのフレークシールを作ってみた
シングルタイプとマルチタイプの違いは？
「シングルタイプ」「マルチタイプ」とは、１枚の台紙にシールを配置する際に、１つのデザインを配置するか、複数デザインを配置するかの違いです。
シングルタイプシール
シングルタイプのシールとは、同じデザインのシールを１シートに並べたもののこと。
商品のラベルシールや、販促用シール、訂正シールなどによく使われます。
シングルタイプのシール
マルチタイプシール
対してマルチタイプのシールは、複数デザインのシールを１枚の台紙に配置しているもののこと。
台紙のデザインもできることが多く、ノベルティや、販売用グッズとして作成されることも多いです。
マルチタイプのシール
耐水・耐候・屋外用など用途によって素材を選択しよう
耐水、耐候など、詳細な素材を知りたいときは、材質サンプルの取り寄せもおすすめ！
色々な印刷会社さんで、ステッカーの素材サンプルを無料・有料で取り寄せできることができます。
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また印刷会社によって、大ロットが得意な会社、特殊加工が得意な会社など、特色も様々です。作成したいシールに合わせて印刷会社を探してみてくださいね。
