2社で比較!A4折パンフレットを作成

イベントや展示会、会社案内など、様々なシーンで利用される印刷アイテム「折パンフレット」。

今回は2社で折りパンフレットを作成、比較してみました。

価格を比較

今回は納期優先なので、価格比較のページより条件を入力して検索します。

入力した内容は以下の通り。

A4/両面フルカラー/1000部/二つ折り

折パンフレット価格比較

比較的納期と価格の近い、プリントパック東京カラー印刷の2社。同一データで1000部ずつ注文してみることにします。

データ入稿

使用するのはこちらのデータ。今回はIllustratorで作成しました。

冊子比較中身 冊子比較裏

それでは、それぞれ入稿してみましょう。

東京カラー印刷の場合

東京カラー印刷のテンプレートは、こちらのテンプレートのページよりダウンロードできます。

東京カラー印刷のデータ入稿はpdf入稿を推奨していますが、もちろんWordやExcelなどの各種Microsoft系アプリケーションの形式での入稿が可能です。

  • 1/23 10:55 「注文受付」メール
  • 1/23 11:41 「入稿データアップロード」メール
  • 1/23 12:52 「データチェック完了」メール
  • 1/23 12:52 「完成・受付完了」メール
  • 1/24 20:46 「印刷が完了しました」メール
  • 1/26 04:15 「発送予定のお知らせ」メール
  • 1/27 19:35 「発送手続き完了」メール

プリントパックの場合

プリントパック2020

テンプレートページより、テンプレートをダウンロードして入稿します。

プリントパックもデータ入稿はpdf入稿を推奨していますが、もちろんWordやExcelなどの各種Microsoft系アプリケーションの形式での入稿が可能です。

  • 1/23 11:13 「注文完了」メール
  • 1/23 11:49 「アップロードデータチェック結果のご報告」メール
  • 1/23 11:53 「クイックデータチェックによる入稿完了のご報告」メール
  • 1/23 12:29 「弊社発送予定日(納期)のご報告」メール
  • 1/24 20:46 「印刷が完了しました」メール

プリントパックのメリットは、注文して入稿すると、クイックデータチェックを利用できるので、とにかくチェックが早いこと!

複数箇所に送る場合の送料

今回はそれぞれ1000部は本社に送り、予備分だけを九州の筆者の手元に送りました。プリントパックも東京カラー印刷も、両社とも1軒目は配送料無料ですが、2軒目以降に別送してもらうには、別途配送料が必要です。

東京カラー印刷

東京カラー印刷は複数箇所に配送の場合、2件目以降は1,200円で配送してもらえます。ただ、1枚でも予備のみでも配送料は変わりません。

プリントパック

プリントパックも複数箇所に配送の場合、1件目は送料無料、2件目以降は1,200円の配送料が必要なのですが、基本登録住所に予備のみを届けてもらう場合に限り、400円で配送してもらえます。仕上がりが見たいサンプル分だけ手元に欲しいときはありがたいですね。

プリントパックの詳細

東京カラー印刷の詳細

商品の到着と比較

発送元が東京カラー印刷は東京、プリントパックは京都なので着日には差がありましたが、予定通り今回はどちらの商品も同じ日に発送されました。

東京カラー印刷の商品は段ボール箱の梱包で届きました。シュリンク包装してあります。

東京カラー印刷予備別送梱包

こちらはプリントパック。東京カラー印刷と比較すると簡易的な包装ですが、400円で送ってもらえると思うと充分かも。

プリントパック予備別送梱包

今回送ってもらったものはあくまで予備。印刷会社の予備は、印刷を摺り出しする際に会社の適合基準まで色が安定するまでに刷ったものを送ってもらえることが多いので、実際に注文分として発送される商品とは若干違いがあるかもしれませんが、色味を比較してみます。

2社のものを並べてみると、同じデータからでも随分と色味が違うのが見て取れます。
ぱっと見だけでも、プリントパックの方が青味が強く、東京カラー印刷の方は黄色味が強く、全体的に色が落ち着いているように見えます。

表紙にはシアン、マゼンタ、イエローそれぞれ100%のアイコンが配置されていますが、それぞれのインクの色味も、東京カラー印刷の方が色味が浅い感じがします。逆に黒は東京カラー印刷の方が濃いようにみえました。

東京カラー印刷プリントネット比較

また、東京カラー印刷はインクの乗りが少し荒い感じがします。ベタで塗ってあるところや、グレーの部分などは特にそれが目立ちました。

東京カラー印刷プリントネット比較

東京カラー印刷とプリントパックの印刷比較

黄色のインクがはっきりしている東京カラー印刷の方が、暖色の箇所は鮮やかに発色しているように見えますね。

東京カラー印刷プリントネット比較 黄色

続いて折り部分。
同じデータを入稿しましたが、こちらはプリントパックの方はデータの中心部分がぴったり。東京カラー印刷の方は、若干中心よりズレがありました。

東京カラー印刷とプリントパックの印刷比較

まとめ

印刷時期などによって仕上がりにも違いがあるかと思いますが、仕上がりの傾向を知っておくと、より希望に沿った印刷物を作成できるかもしれません。

また、今回は発送地が違うということで到着に3日間も開きがあったので、納期を急ぎたい場合はどこの工場から発送されるかというところも頭に置いておくと、届かなくて慌てることもなさそうです!

プリントパックの詳細

東京カラー印刷の詳細