アドプリントでミラー缶バッジを発注!

「缶バッジ」と聞くと、おそらく裏に安全ピンなどのピンがついたものを想像する方が多いかなと思うのですが、今回作成するアドプリントでは、通常の缶バッジ商品に留まらず、以下のような様々種類のな缶バッジ商品が作成できるそうなのです。

  • 缶バッジ(裏面:安全ピン)
  • ミラー缶バッジ(裏面:ミラー)
  • 栓抜き缶バッジ(裏面:栓抜き/マグネット付き)
  • マグネット缶バッジ(裏面:マグネット)
  • ゼムクリップ缶バッジ
  • きのこマグネット
  • コンパクトミラー

 

その中でも、人気缶バッジベスト3は以下の通り。(2019年7月現在)

  • 1位/75mm ミラー缶バッジ
  • 2位/32mm 缶バッジ
  • 3位/44mm マグネット缶バッジ

 

今回は人気ナンバーワンの「75mm ミラー缶バッジ」を作成してみます!

Step1.入稿方法とテンプレート編集

まずはミラー缶バッジのページにアクセスします。

ミラー缶バッジのページ

入稿方法は、PDF形式で、カット線が必要な「一般入稿」と、JPG/PNG/PDFいずれかの画像をアップロードするだけで簡単に入稿できる「簡単入稿」の2パターン。

今回は、一般入稿を利用するので、代金下の「テンプレート」から、.ai用のテンプレートをダウンロードします。

テンプレートにはあらかじめ実寸線が記載されているので、一番下段の「印刷」レイヤーに希望のデザインを配置するだけ。(画像はCMYKカラーに変換、文字はアウトライン必須です。)

イラストレーターテンプレートの編集画面

「データ作成ガイド」の内容に合わせてPDF保存します。特に専用プリセットのダウンロードなどは不要で、下の図のような内容に変更するだけで完了です。

PDFを保存

Step2.ミラー缶バッジの仕様を選択

データが準備できたら、用紙とバッジサイズ、表面のPP加工の仕様を選択します。

使用可能な用紙は2種類。マットコート紙と缶バッジ用合成紙です。

マットコート紙は各種印刷物に多く使われる印刷用紙。缶バッジ用合成紙は表面強度と印刷再現性に優れたPET素材の白色合成紙です。紙と違って水に強く破れにくいという特性を備えています。

それぞれ対応サイズが違うようで、マットコート紙の場合は58×58㎜・75×75㎜の2種類缶バッジ用合成紙の場合は44×44㎜・58×58㎜・75×75㎜・90×90㎜の4種類のサイズが選択できます。

表面加工はマットPP加工ツヤPP加工から選択可能です。

今回は、各仕様1個なので価格は1つ249円。加工と用紙に関わりなく均一でした。

Step3.注文

支払い方法は、銀行振込・代金引換・コンビニ決済・ATM決済・クレジットカード・銀行ネット決済・仮装口座・請求書後払い(法人・個人事業主向け)から選択できます。

価格は249円×4個=996円に配送料600円。合計1,596円でした!

配送料は500円地域と600円地域があります。

ちなみに、今回は同一デザイン・条件の商品は各1個の注文でしたが、印刷数量が5個なら1,152円=1個230円、10個なら1,588円、=1個約159円と、ロットが増えるごとに価格がお安くなります!もちろん、1個あたりの送料単価も抑えることができます。

注文してすぐ、7月2日(火) 15:46 に「ご注文ありがとうございます」メールが届きました。

アドプリントの缶バッジ商品一覧

ミラー缶バッジが到着!

7月7日(日)佐川急便にて荷物が九州に到着しました。

納期は、1000個以下の場合は受付完了日の翌日から3営業日以内の発送となるそうです。(土日祝日を除く)

梱包

ダンボールの中に気泡緩衝材が入っていて、動かないように梱包されています。

アドプリントの缶バッジ梱包

中はロット番号ごとに書いてあるシールごとでまとめてあります。今回は1個ずつですね。
ちょっと想定外だったのが、包装の表記が注文番号のみで用紙名や加工名などは書いていなかったこと。使用写真デザインが全部一緒な今回は、何がどの加工か注文履歴と照らし合わせました。

ロットごとの包装を開けると、なんと1個ずつ透明ビニールで個包装してあります。ミラーは指紋がつきやすので個包装はありがたいです。

ちなみにこの個包装は缶バッジ商品全てにしてあるらしいです。太っ腹ですね!

さて、気になる印刷と加工の違いを比較してみましょう。

用紙と加工の違い

用紙の比較

実際にプリントしたものを見ると、今回のデザインでは、私のような素人目ではパッと見ほとんど差異はないように思えました。よ〜く比較してみると、缶バッジ用合成紙の方が色味がはっきりと出ており、全体的に少し明るく見えるようにも感じます。

後加工の比較

加工については、ツヤPP加工の方はツヤがある分、鮮やかに見えます。
逆にマットPP加工の方は色味が落ち着いて見えますね。

ツヤPP加工/マットPP加工比較写真

いずれも印刷面を保護し、印刷剥がれを防いでくれるとのこと。イメージに合った加工を選ぶと良いかと思いますが、マットPPの方は少し傷がつきやすいので、用途によっては不向きかなと思います。(写真はあえて少し爪で擦ってみたもので、初期傷ではありません。)

比較をしての感想

実際に手にした感想としては用紙の違いよりもPP加工の違いの方が目立つように感じました。
特段、マットコート紙の質感や色味が好き!という場合以外には、缶バッジミラーとしての使用用途を考えると、やはり用紙自体が防水のPET素材の缶バッジ用合成しの方が合っているのかなとは個人的には感じます。

ちなみに、ミラーの面は、単価が1個あたり249円と安価なので鏡の歪みが心配だったのですが、特段目立った歪みもなくピカピカ!この価格でこのお値段なら満足です。ちなみにミラー部分はガラス製です。

今回は.aiデータを入稿する方法で注文しましたが、「簡単入稿」を利用すればIllustratorを使わずとも入稿できるので手軽ですね。実用的なアイテムなので、販売向けにはもちろんのこと、同人イベントのノベルティ作成や、個人の記念品作成などにも喜ばれそうです。

アドプリントの缶バッジ商品一覧