シマムラ・マイさん ～ ネット印刷の可能な印刷物・価格や評判を 印刷通販徹底比較

大学時代のつながりが自分を独立に導いてくれた

将来の夢は子だくさん。先の事はあまり考えない。今ある環境を大切にし、日常を楽しむというシマムラさん。卒業後も大学時代のつながりを絶やさず、仲間から良い影響を受けながらデザイナーとしての道を歩んでいる。

最初から独立志向があったのですか？

いやいやいや、全然。独立とかなんか怖そうじゃないですか。
卒業後は名古屋の販売促進を手がける企業に入って、社内デザイナーとして働いていました。
そうしたら会社の人の方が「デザイナーなんだから早く独立しろ?」って雰囲気で戸惑ったぐらいです。

心境が変わってきた経緯は？

まずは会社が東京の拠点に力を入れるという方針になりまして。私はついていく決意ができず悩んでいたところ、他からのお誘いもあったので、パート契約に切り替えて、フォトスタジオや大学助手などの仕事を掛け持ちし始めたんです。そこから世界が広がってきました。社員だった時は、会社の営業さんとしか関わりがない生活だったので、仕事上で行き詰まったりすると苦しかったです。いろんな人に会って、苦しい時も「ま、いっか」と思えるように変わって。そうしたら運もよくなったし楽しくなってきた。

大学の助手って何をされるのですか？

学生と教員のコミュニケーターです。授業のフォローはもちろん、課題制作や就職活動などの相談に乗ったり。
実は、学生時代にも「やってみたいな」と思っていたのです。今後の仕事について悩んでいた頃、出身大学の印刷工房に遊びに行ったら仲の良いstaffさんが「助手やってみるか？」って声をかけてくれました。助手をやっている間にいろんな出会いがありました。人のご縁に感謝です。

大学時代の人脈はすごいですね。

名古屋は若い社長さんや、独立している人が多いような気がします。大学時代の知人にもデザインやアートをはじめ様々な分野で活躍している人が多く、そういう方々と接していると、自分ももっと頑張らなきゃ！と、いい刺激を受けます。いつか一緒に仕事ができたらいいなと思っています。

独立して良かったことは？

自分のペースで予定を組んで作業ができるので、気持ちが楽になりました。徹夜するほど忙しい時とそうでない時と波があり、人からは大変そうと言われることがありますが、それほど苦ではありません。

フリーランスという働き方は自分に合っていると思いました。
時間があるときは展覧会などに出かけてデザインに触れるようにしています。
また、あみぐるみパペットをインターネットで販売しているので、新作を作ったりしてます。ねこ、ひつじ、うさぎなどの動物のハンドパペットです。友人の出産祝いなどに作っていたものをブランディングし、販売を始めました。あみぐるみ教室の講師依頼や、広告や映画の小道具としての使用依頼をいただくこともあり、インターネットという世界の広さには驚きます。

お仕事はどういう風に営業されているのですか？

これといった営業はしていないです。社内デザイナー時代の仕事を独立後も続けさせてもらっていたり、たまたま知り合った人からお仕事をいただいたり。

印刷はどこを使っていますか？

お客様から指定があるのがほとんどなので、私が選んでいるわけではないんですよ。プリントパックなどの主要どころの印刷通販はつかったことがありますが。印刷会社によって得意分野があるの思うので、制作物や予算、納期を考慮して数社を使い分けています。

将来の夢を聞かせてください。

子だくさん！にぎやかな家庭に憧れます。
フリーランスの仕事は、信頼関係の上で成り立つものだと思います。お客さまや協力先に恵まれていて、お陰さまで毎日楽しく仕事ができています。仕事に限りませんが、始めることよりそれを続けていくことが大変なんだと思います。これからも今ある仕事、今ある環境を大切にしていきたいです。

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