株式会社こがわ 代表取締役
東北の印刷通販が、少ない。
この地理的な偏りについて、編集部は気になっていました。
そんな中、当サイトで”青森県”の印刷通販「こがわ」さんが異彩を放っています。サイト名もシンプルな平仮名3文字。素朴です。この「こがわ」さん、青森県という立地が珍しいだけでなく、当サイトのユーザーさんからの人気もあるのです(当サイトから一定数の人が訪れている)。
気になります。
今回、株式会社こがわ代表取締役の三上直久さんにインタビューの機会を頂くことができました。
コロナ禍もありしばらく取材を控えていた「印刷通販会社こだわり取材」、数年ぶりの再開です!
株式会社こがわ 代表取締役
商売の基本を人対人で考え、お客さんの利便性を考えた先に段階的なネット印刷への参入があった。お話を聞いていてそんな気負わない感じに好感が持てました。「分らないことがあったら、電話で聞いて」と言ってもらえる安心感。いろんなハイテクなサービスが生まれては消えてゆく一方で『こがわ』さんのユーザーを置いてけぼりにしない自然体のネット印刷の人気もまた高まりそうな気がします。
お話を伺って意外だったのは、なんと20年ほど前からメールや外部ストレージを使い、印刷通販を部分的に始められていたこと。最古参のうちの1社と言えるかもしれません。今では全体の約半分のオーダーがインターネット経由とのこと。
そして、20年経った今も、ネット完結せず電話と併用するユーザーが多いとか。営業時間中であれば大抵、印刷の専門知識をもった部門にお電話が通じるそうです。いざという時に直接喋れるというのは、初心者の方にとっては安心材料かもしれないですね。
チラシやカレンダーなどがお得意との事でしたが、一番面白いと感じたのがレーザーカッターを使った切り抜き印刷です。名刺も、シールも、商品タグも、形が変わるとグッと個性が増し 人目を引きますよね。「切り抜き加工の御朱印」なども登場しているようで、御朱印コレクターとしては「どこの神社ですか?」と聞きたくなってしまいました。
2024年10月25日