アドプリントのPPコーティングポスター。通常ポスターとの仕上がりを比較!
アドプリントのPPコーティングポスターを作ってみよう
アドプリントのPPコーティングポスター
以前、アドプリントの一般ポスターとをご紹介しましたが、そのときに筆者が気になったのが、同じ用紙にPP加工を施した「PPコーティングポスター」。
一般ポスターと同様、用紙はコート紙(130kg/155kg)で、サイズはA2 / A1 / B3 / B2の4種から選択できるこちらの商品。
PP加工があるなら一般ポスターよりツヤツヤなのでは?ということは想像できますが、どの程度仕上がりが違うのでしょうか?
実際に注文してみたいと思います!
コーティングポスターのデータを作成しよう
ポスター商品の場合、穴あけ等の特殊加工がない場合は基本的に作り方はいずれも共通です。
- 専用テンプレートのダウンロード
- ポスターデータを作成
- 専用プリセットを利用してPDF保存(両面の場合はそれぞれ)
コーティングポスターも、部分的な特殊加工の指定は不要のため、上記の手順で入稿用データを作成します。
前回の両面ポスターの記事に作成方法を記載しておりますので、同様の手順で作成しましょう。
PPコーティングポスターを注文してみよう
データが準備できたら、PPコーティングポスターページの最下部から商品を注文してみましょう。
サイズと用紙の厚さを選択し「価格確認」をクリック
該当サイズ・用紙のページに移動するので、注文したい色数と枚数を選びましょう。
最小は1枚からです。
続いて、色数と枚数が先ほど選んだものになっていることを確認し「カートに入れる」をクリックします。
「カートに入れる」をクリック
あとは注文フォームに沿って注文を進めていきます。
- 支払い方法
- 銀行振込・代金引換・コンビニ決済・ATM決済・クレジットカード・銀行ネット決済・請求書後払い(法人・個人事業主向け)
- 配送料
- 1枚から無料
納期は「発送予定日計算機」で確認しよう
ポスターの納期は、納期案内から「発送予定日計算機」で確認します。
商品サイズや受付日、受付日などを選択して「発送予定日を計算する」をクリックすることで、海外工場出荷の目安日が表示されます。
コーティングポスターは15時受付の商品なので、入稿及び入金が、受付日の15時までに完了していれば「受付締切前」、それ以降ならば「受付締切後」を選択して計算しましょう。
PPコーティングポスターと一般ポスターを比較してみよう
PPコーティングポスターが到着!梱包の様子と気になる仕上がりは?
発注から14日後に商品が到着!
今回は、前回一般ポスターで使用したのと全く同じデータで入稿しました。
ポスターの到着
前回は筒状の梱包用ダンボールに入っての到着でしたが、今回は丸めずにダンボールとPPバンドを使用した梱包です。中身は更にクラフト紙に包んでありました。
梱包の様子
さて、気になる中身がこちら。
同じデータでも明らかに色味が違うのがわかります!
PPコーティングポスター
ポスター表面にフィルムを熱処理でコーティングしているので、ツヤツヤとした仕上がりです。
艶ありの素材となると気になるのが指紋がつくかですが、普通に触っても全然つきませんでした。
仕上がり写真
用紙の厚さも、前回より厚めの155kgをセレクト。
A3サイズまでの印刷物だと、コート130kgだとそれなりに厚みがあるなという印象を持つのですが、ポスターサイズだと、少し薄めには感じたので、こちらの厚さの方がしっくりきますね。
コート紙155kg+コーティング
仕上がりの差を比較してみよう
全く同じデータで入稿した、一般ポスター(コート紙130kg)と並べてみました。
PPコーティングポスターの方が彩度が高く、より色味に奥行きのある印象に仕上がっています。
今回のデータは簡単なイラストがメインのデザインになりますが、光沢がある仕上がりなので、写真や、色鮮やかなイラスト等がメインの場合は、よりデータの魅力を引き出すことができそうです。
左:PPコーティングポスター 右:一般ポスター
取り扱いのしやすさの点から見ても、一般ポスター(110kg)の場合は持ち上げたりするとシワや小さい折れ目がつきやすかったのですが、
一般ポスター コート紙110kg
PPコーティングポスターはご覧通り。シワがつきにくく、ついても目立ちにくいです!
通常ポスターと比較してかなり取り扱いが楽に感じました。
PPコーティングポスターコート紙155kg
厚さは違うとはいえ、ベースが同じ用紙にPP加工があるだけでこれだけ差がでるのは面白い!
検証!コーティング有無の水濡れ実験
コーティングの有無で気になるポイントといえば、水濡れへの耐久性ではないでしょうか?
- 左:一般ポスター
- 右:PPコーティングポスター
で、実際に水を垂らしてみます。
一般ポスターもコート紙ではあるので上質紙などと比較すると浸透が遅いですが…
左:一般 右:コーティング
拭き取ってみるとこの通り。
一般ポスターには水が染みてしまいましたが、PPコーティングポスターは綺麗に拭き取ることができました!
紙のヨレもまったくありません。
左:一般 右:コーティング
ベースがコート紙且つPP加工は印刷面のみなので、裁断面が無防備なのはもちろん、印刷されていない裏面からは水が染みるため完全防水とはいきませんが、それでも一般ポスターと比較するとかなり耐水性が高い!という結果になりました。
一般ポスターとの気になる価格差は?
今回の価格は、A2/コート155kg/片面1枚/2,100円(税込)配送料込みでした。
ちなみに一般ポスターと同条件で比較した場合は
- 一般ポスター 1,790円
- コーティングポスター 2,200円
差額は410円。
ただし、同条件で10枚注文の場合
- 一般ポスター 4,800円(@480円)
- コーティングポスター 6,500円(@650円)
と、単価も差額も下がります。
- 安価で耐久性のあるポスターを作りたい!
- 色鮮やかなポスターを作りたい!
こんな場合には検討してみてはいかがでしょうか?