プリントパックのラッピング小袋印刷を注文してみた

ラッピング小袋印刷

出典:https://www.printpac.co.jp/contents/lineup/wrapping_pouch/

今回作成するのはプリントパックの「ラッピング小袋印刷」

プレゼント包装や商品の個包装にぴったりの、マチなし・ベロ無しの紙製平袋を作れるサービスです。

4種類のサイズ展開で、選べる用紙は3種類

小型・中型・大型・特大

小型(87×117mm)・中型(108×142mm)・大型(125×175mm)・特大(150×210mm)の4種類のサイズ

紙質 特徴
上質紙 コピー用紙と同等の質感の用紙。
光沢が無いため彩度は落ちるが、印刷後筆記する用途におすすめ。
コート紙 光沢・ツヤが特徴的な用紙。色の発色が鮮やかな仕上がり。
マット紙 光の反射が抑えられたツヤのない、高級感のある紙質。
しっとりとして落ち着いた仕上がり。

インクカラーも、定番のフルカラーブラックはもちろんのこと、マゼンタのみシアンのみも選択できるので、予算や作りたいイメージによって多様な組み合わせで小袋を作成できることができます。

マゼンタ・シアン・ブラック・フルカラー

マゼンタ・シアン・ブラック・フルカラーの4種からカラーを選択

更にこちらの商品のすごいところが、IllustratorPhotoshopといったグラフィック専門ソフト以外に、Word(ワード)、PowerPoint(パワーポイント)といったOfiice系ソフトでも作成可能なこと!

しかも大部数はもちろんのこと、最小ロット10部という極小ロットから作成できるので、ネットショップやハンドメイド作家さんなどでも作成しやすいのもポイントです。

プリントパックのラッピング小袋印刷

ラッピング小袋のデータを用意しよう

イラレもフォトショもwordでも!テンプレートを利用してデータを作成

テンプレート必須商品なので、商品ページに用意されている各種テンプレートをダウンロードしてデータ作成に利用します。

こちらはシアン単色で注文する小袋。シアンの濃淡のみでデータを作成しました。
今回はソフトはIllustratorを使用しています。

小袋データ作成

「デザイン」レイヤーにデザインを配置します

データ作成の注意点

基本的には普通の印刷物と変わりませんが、一点留意点があるとすれば、
データ上下の印刷可能範囲外部分に画像があると、印刷ができないこと。

筆者は最初誤ってトンボ部分まで塗り足しをしてしまい、不備になってしまいました。。

インクが乗らない部分には色を乗せない

印刷ができない範囲には色を乗せない!

ちなみにIllustratorの場合、データ作成時の注意点が同一ファイル内に表示されていますが、Office系のファイルの場合でも、テンプレートファイル内に同様の説明がPDFファイルで同梱されています。

PoworPoint用のテンプレートの場合

PoworPoint用のテンプレートの場合

ちなみに注文時に、作成環境やソフトウェアのバージョンを入力する必要が出てくるので控えておくとスムーズです。

商品の注文

注文はラッピング小袋のページから、サイズ用紙の厚さ色の種類納期と部数を選択して進めます。

ラッピング小袋

最短当日発送、最長3営業日以内発送です!

プリントパックは全国送料無料です!!

プリントパックのラッピング小袋印刷

商品到着

実際の商品が到着しました!

プリントパックは、注文時の決済が1件ずつなので発送が個別で来るのかなと想像していたのですが、まとめて送られてきました。エコです。予備も少し付いてました。

プリントパック商品到着

注文品の方はシュリンク梱包

今回注文したのは、商品ラインナップの中でも中くらい2つのサイズに当たる、

  • 大型(125 × 175mm)/マゼンタ1色/上質紙55kg
  • 中型(108 × 142mm)/シアン1色/上質紙70kg

の2種類です。

プリントパックの小袋印刷

左が大型・右が中型。

印刷は、今回ロゴと定規部分は各インク100%、背景に当たる方眼柄の箇所は20%で指定しましたが、どちらも綺麗に表現されていました。

シアン1色

こちらはシアン1色。

小袋の両側面各10mm程度が内側で糊付けしてあるタイプなので、実際に封筒として口が開く部分は実寸の横幅-20mm程度といったところ。

糊付け

両端は糊付けしてあるので開きません。

こちらは両面の写真。
よく見ると、めくりやすいように口の部分は表面の方の縦寸が1mm程度短くなっています。

両面

表面と裏面。

実際に物を入れてみると、大型の方は、幅が通常はがきサイズ(100 × 148 mm)1枚がギリギリ入るサイズ感。
実際にポストカードなどを封入するとなると、もうひとまわり大きいサイズの方が安心かも。

中型の方は、A7サイズや名刺サイズのカードだと余裕を持って封入できるサイズでした。

実際に物を入れてみた

実際に物を入れてみた

用紙は今回はどちらも、コピー用紙と同等の質感の上質紙。
ラインナップの中でも一番薄手の55kgの方は特に割と糊付け部分のヨレが目立つように感じましたので、気になるようであれば70kg以上をお勧めしたいです。

また、今回は背面にほぼインクが乗っていないデザインですが、中身が透けるのが気になる場合は、全面にインクの乗ったデザインの方が透けを抑えることができると思います。

まとめ

今回は配送料込み、1営業日の注文で大型が30枚1044円(1枚34.8円)、中型が30枚999円(1枚33.3円)でした。

今回は少数部での注文でしたが、枚数が多くなれば当然価格も抑えることができます。
例えば同条件の中型の場合、100枚だと1,290円(1枚12.9円)、1000枚だと2,769円(1枚約2.8円)と、ぐんとお安くなりますね。

今回注文してみて一番注意したいと思ったのは、実際の口のサイズ感
糊付け部分の影響が出るため、商品自体のサイズと実際に物が入るサイズが違ってきます。

データ作成自体は難しくないので、筆者はもう1サイズ大きいものを後ほど注文してみるつもりです。

 

プリントパックのラッピング小袋印刷