グリーンマークとは?<印刷物につける環境マーク>
昔からよく目にする環境マークで「地球にやさしそう」といえば、私の場合グリーンマークが思い浮かびます。小さいころから見慣れたシンプルイズベストな木のマーク。
確かノートなど紙製の文具によく付いていたな…と思い子供のランドセルの中のノートを確認してみると・・・今でもありました、グリーンマークの付いたノートが!
「木製の製品だということを証明するマークかな」と思っていましたが、実際は古紙を活用して作られた製品であることを証明するマークのようです。
グリーンマークとは?
対象製品の原料に古紙を既定の割合以上使用していることを示すマーク。古紙利用製品の使用を拡大し、古紙の回収・利用を促進することを目指しています。内閣府所管の公益財団法人古紙再生促進センターが1981年5月より制定・運営している歴史あるマークです。
印刷物にグリーンマークを付けるには?
グリーンマークは製品に付するマークです。対象となる製品が古紙を原則として40%以上原料に利用した製品であるときに表示することができます。例外として、トイレットペーパーとちり紙は、古紙を原則として100%原料に利用したもの、コピー⽤紙と新聞用紙は、古紙を原則として50%以上原料に利用したものに表示することができます。マークの表示場所は古紙利用製品の本体か、本体表示が困難な場合は包装材又は説明書等に表示することもできます。
グリーンマークを付けることができる印刷通販
グリーンマークが製品の原料を示すマークである関係上、残念ながら印刷通販側でマークをあらかじめ用意する性質のものではありませんでした。対象製品のパッケージ印刷に印刷通販を利用し、そこにグリーンマークを掲載するケースはあるかと思いますが、その場合は発注主やデザイナーが表示申請を行う形となると思われます。