B5サイズマルチタイプシールが１シート400円で作成できるスマホアプリ「みんなのシール」
パッケージ作成や、イベントのノベルティなど、様々なシーンで活躍する人気印刷アイテム、シール・ステッカー。小ロットで作成するとなるとコストもかかるため、あまり枚数を必要としない場合は印刷会社でオーダーするにはハードルが高いアイテムとも言えるかもしれません！
今回は、そんなシール印刷がB5１シートから手軽に作成できる、人気のスマートフォンアプリ「みんなのシール」でシールを注文してみましょう！
Step.1 iPhone・Androidアプリをダウンロード
お手持ちの機種がiPhone/iPadの場合はAppStoreからAndroidの場合はGoogle playから、まずは専用アプリをダウンロードします。
Step.2 シール部分をつくる
トップ画面の「スタート」をタップすると「シールをつくろう」という画面に切り替わります。
「みんなのシール」で注文できるシールは、台紙に複数のカットを配置できる、いわゆるマルチタイプのシール。配置したカットはそれぞれハーフカット処理してもらうことができます！
まずは「追加」をタップしてそこで配置するシールを作成します。
あらかじめシールにしたい画像データを端末に保存しておき、「フォトライブラリ」より読み込み、台紙に配置したいカットを作成します。
ちなみに今回は解像度72ピクセル/インチのpngデータを２種類用意しました。
緑の方は横幅842ピクセル、白の方は1000ピクセルで作成しています。
用途によってはデコレーションフレームなどでの装飾も可能ですが、今回は用意したデザインから装飾はせずにシールを作成したいので、２パターンのカットを作成してみたいと思います。
四角・丸などの図形でのカット
四角・丸・星型など定形でのハーフカットをする場合に利用する場合「図形」をタップします。定形とは言っても通常印刷会社でシール作成をするときに定番の図形以外にも、ふきだし・ハート・電車・りんごなど様々な形状のカットを選択することができます！
今回はギザギザの円形で切り抜いてみます。
切り取り線を画面内におさめる必要があるので、データはカットしたい部分の周囲にゆとりをもった空白を作成しておくのがおすすめです。
変形カット
続いては、変形カットでの作成。
ハサミマークの「囲む」をタップすると、フリーハンドでカットラインを指定することができます。
ちなみにこちらの画像は背景が透過pngだったのですが、アプリ上に配置すると背景は白になっていました。
保存したら、それぞれのシールが先ほどの画面に追加されました。
Step.3 台紙に配置
シールのカットを作成したら、画面最下部の「台紙」をタップして先ほど作成したカットを台紙に配置します。
「台紙を追加」を選択して台紙部分を一度タップすると、先ほど作成したシールが読み込まれるので、タップして配置していきます。
台紙のサイズはB5（182mm×257mm）で、１つのカットは最小7mm×7mm〜最大150mm×150mm。１シートにつき最大30カットまで配置できます。
もちろん１枚の台紙に複数種類のカットを配置可能です。
こちらの台紙は上部右から２番目の「背景」から背景の柄を変更しました。
配置したカットは、ピンチして大きさを変えることができます。カットのサイズは画面最下部に表示され、１ミリ単位で調整可能です。
同じ大きさのカットを複数配置したいときは、配置したシールを軽くタップすると複製できるので、同一カットで複数配置したい場合はこちらを使用すると便利です。
Step.4 注文・決済
作った台紙を「買い物かご」に追加して、台紙の枚数を選びます。
１つの台紙は最大10枚まで、また１回で注文できる総枚数は最大10枚になります。
支払い方法は、クレジットカード決済・携帯キャリア決済・代金引換（佐川急便e-コレクト）・クロネコ代金後払い（手数料205円/税込）・WebMoney決済から選択可能。
配送料は、支払い方法が代金引換の場合は佐川急便 送料500円／代引手数料300円（税込）その他のお支払い方法の場合はヤマト運輸のネコポス送料216円（税込）です。
台紙５枚（2,000円）以上の注文時は送料・代引手数料とも無料になるそうです。
今回は２種類の台紙を１枚ずつ注文・クレジットカード決済で
商品合計金額：800円
決済手数料：0円
送料：216円
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支払総金額：1,016円でした。
みんなのシールは、平日15時までの注文で当日発送！今回も当日内に発送メールが届きました。
みんなのシールが到着！感想は？
埼玉からの発送で、注文から2日後無事九州の筆者の元に商品がポスト投函されていました。
ボール紙タイプの封筒での到着です。
中身を開けてみると、１枚ずつビニール梱包されています。
スマホからピンチして作成したので「本当にサイズ通りなのか？」と、疑り深い筆者はハーフカット部分を測定してみました。
まずは図形でカットした方、最長の部分がしっかり指定サイズでした。（疑ってごめんなさい。）
次に変形。こちらも縦横共に最長の部分がぴったり指定サイズでした。ただし、変形カットの場合はフリーハンドでラインを描くので、サイズ比率も台紙に貼り付ける時点でないとわからないため、あまり細かくサイズ指定が必要な場合には不向きかもしれません。
印刷の質としては、あまり細い線は潰れてしまっていましたが、スマートフォンアプリから作成するという性質上そこまでは求めることができないかなとは思いました。
シールはポリエステル製で防水・UVコートで水にも強い素材。
実は筆者は以前にもこちらのサービスでシールを作成したことがあり、プラスチック製のコップに貼って半年以上毎日洗っていましたが、剥がれることも色落ちすることもなく使用できていました！
一度の注文が最大10枚までということからも、小ロット向けのサービスということがおわかりいただけると思いますが、防水・UVコーティングの変形ハーフカットシールが１シート400円から作成できるというのはかなり手軽なのではないでしょうか？
油性ペンなら書き込みもできますので、ジャムなどの耐水ラベルシールなどにも使用可能です。
アプリ上では切り抜きやフレーム加工以外はできないので、事前に他アプリやパソコンで画像編集や文字入れをしたデータは必要ですが、無料のスマートフォンアプリなどでもデータを作成することは可能なので、写真を加工する要領で作成できるのは、データ入稿に不慣れな方、スマートフォン環境しかない方にも手軽なのではないでしょうか。
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