デザイナー・インタビュー
Vol.8

企画発信デザイナー

横山 史 さん

仲間のおかげで、自分のポジションを見つけることができた。もっともっといろんな人とつながりたい。

「社交性を活かして、人とつながるのが自分の役割。いろんな人と協業していきたい」という横山さん。今では毎日のように新しい人が事業の相談をしに横山さんのもとを訪れているそう。

今に至るまでのご経歴を教えてください。

私は北海道で生まれ育ち、大学卒業後は小学生からの憧れだった建築士としてスタートしました。最初は設計事務所で修行し、ハウスメーカーでは2年間で12棟の注文住宅の設計と現場管理。それこそヘルメットをかぶって足場にのぼっていました。その後ハウスメーカーの新オフィスの立ち上げや営業活動、プロモーションをしているうちにどうやら設計よりも広告の方が向いている気がしたんですね。そこで試しに大学時代から愛読していた札幌の大手雑誌社に履歴書を送ってみたら、未経験なのに受かってしまって!!
転職先の雑誌社では女性向けライフスタイルマガジンの企画ディレクターをやらせてもらって、有名ブランドやアウトレットモールの雑誌広告をディレクションしたり、名の通った錚々たる大手企業に自分で書いた企画を持ち込んで通したり、空港のフリーペーパーの創刊編集長やったり、試写会や料理教室などのイベントも企画ディレクションしていました。そんな中で飲食店の仕事が増えてきて、本格的に飲食店のプロモーションの勉強をしたいと27歳の時に上京しました。

飲食の販促に強いご経歴のはじまりですね

はい、東京の一部上場コンサルティング会社に入社し、最初は惣菜屋の立ち上げをやりました。が、あまりの現場の大変さにトイレで血を吐いてしまって・・・。本当に逃亡しようかと思いました(笑)でも上司や仲間に販売企画力・雑誌社で培ったディレクョン力を認めてもらい、事業部の一人広告代理店みたいな感じのポジションに抜擢していただきました。飲食店から真夜中に「明日の昼までにこんな販促ツールつくって」という連絡が入って、夜通しデザイン制作。これがデザイナーの原点かな。もちろんillustratorは独学で学びました。「お店の売り上げをあげたい」「お店のためになりたい」という仲間の熱い気持ちに打たれて、時には週の睡眠時間が8時間しかない、なんてこともありました。飲食店の現場の大変さや、目標を達成することの大事さなど、本当にここでの経験は今も役に立っています。

独立されてからは順調でしたか?

自分の経歴からできることはデザインだと思って、飲食店の店舗販促ツールのデザインや、焼き肉屋のメニュー、ブランドロゴなどのデザインをさせていただきました。時にはラブホテルのメニューなども作ったり。
でも収入は不安定でした。月50万円を超えることもあれば、10万円の月もあったり。そんな時、前職の先輩が開発したカレーを食べたところ、美味しくて毎日食べたくなってしまい、その場でバイトさせてもらうことに(笑) 昼間3時間はカレー屋の手伝い、それ以外の時間はデザイン業。そのうちにカレー店の接客マニュアルや販促ツール、営業資料の作成、試食会などのイベントの仕切り、プロモーションなどをやらせてもらうようになりました。Facebookプロモーションでは、FBページ開設2ヶ月で3000件「いいね!」獲得して、一時はカレー業界でCoCo壱番屋さんに次ぐ2位まで押し上げました。フリーランスでのデザイン収入に加え、カレーの販促を業務委託という形で請けさせていただき、収入を安定化することができたのでありがたかったです。ここでやっと生活が落ち着いた気がします。
このカレーは”淡路島カレー”というもので、ブランド立ち上げ後2年経った今、淡路島カレーを掲げる店舗は100店舗を超えました。店舗数でもCoCo壱番屋さんに次ぐ2位になってます。カレーのレシピも自分たちで研究して作ったものなんですよ。カレーのリサーチをして行く中で、おいしいカレーの条件は「味が変化する」ことだって気づきました。だから私たちは試行錯誤して、味が3段階に変化するレシピを作ったんです。最初甘くて、コクがあって、最後じわじわと辛さがくる。淡路島カレーはそういう味です。淡路島のタマネギは梨と同じぐらい糖度が高いんです。それを惜しげもなく丸々一個使ってます。淡路島カレーの加盟店は必ず実際に淡路島に行って、農家と工場を見学してもらって、生産地の思いを理解してもらうことにしています。

淡路島カレーに参画して何か変わりましたか?

”淡路島カレー”の立ち上げをお手伝いさせていただいたことで、あらためて「自分の得意ってなんだろう?」ということを深く考えさせられることになりました。
デザイナーとして独立しましたが、デザインをフックに結局、販促企画や渉外、ファシリテーター的な仕事など外に出ることが多くなっていきました。そして、外に向かった仕事のほうが自分らしく在ることができると気づいた。自分の得意を活かそうと思ったら、デザイナーじゃなくてディレクター?いやいや、ディレクターよりむしろ営業?という風に、自分の得意な方に仕事がどんどん膨らんでいきました。

実はデザインより営業がお得意だったのですか?

ストレングスファインダーという診断方法がありまして、34項目の中から自分の強みが5個あぶりだされるというものなのですが、私の場合 ”社交性” ”コミュニケーション” ”活発性” ”着想” ”目標志向” の5つでした。 やっぱり、外に向いた仕事に適性があります。今は仲間と「チェストバ&ヒューマンアクト」というチームを組んで仕事をしているのですが、チーム内に森屋というクリエイティブディレクターが居ます。私が営業してきた仕事を彼女が制作してくれる。こういった仲間がいて、信頼関係があるから自分の強みを発揮できているのだと思います。今までは紙媒体の販促物デザインなどを中心に受注して来たのですが、最近ではチーム内でできる仕事が広がってきました。独立した方はみんなそうだと思うのですが、どんな優秀な人でも、一人では仕事って成り立たない。たとえフリーランスでも、自分の強みを活かすには仲間が、チームが大事なんです。

この(取材場所の)シェアオフィス”For step 神南”はどんな場所ですか?

パートナーと私で立ち上げたシェアオフィス兼イベントスペースで、渋谷駅から近く、バーカウンターもあります。私も森屋も東京にいるときはここを拠点にして居ます。
イベントや来客で毎月500人がこの空間を通過していて、人脈のハブとなっています。最近では毎日2~3人はここに新しい方が事業のご相談にいらっしゃいます。
我々のチームには今や
・デザイン製作チーム
・WEB制作チーム
・映像製作チーム
・事業立上支援チーム
・地域活性化チーム
・海外進出支援チーム
・ストレングスファインダーを利用した企業研修や独立支援チーム
などがありますので、これらにちょっとでも興味を持った方はぜひ”For step 神南”に遊びに来てください。私の強みを活かして、いろんな人と事業をつなげていきたいと考えています。

これからやりたい事を教えてください。

社交性を活かしていろんな新しい人とつながりたいです。またコミュニケーションの強みを活かして伝え方のアドバイスをしたり、会議や座談会の司会をしたり、多くの方に発信していきたいと思っています。
私には伝えたいことがたくさんあります。いろんな働き方があるという事を自分自身の体験をもとに伝え、個人の可能性をひきだしたい。日本各地、いえ日本だけじゃなく世界中の、世の中にあるいろんなすばらしいものを紹介したい。そしていつかTED(スーパープレゼンテーション)の舞台に立ちたいと思っています。

使った事のある印刷通販を教えてください。

アドプリントプリントパックグラフィック、銀座名刺、名刺.com などです。アドプリントは名刺のラミネート加工が安いんですよ、しかもきれい。うちの名刺は、ずっとアドプリントのラミネートです。あとは今は飲食店の仕事が多いので、店舗で使うのぼりやタペストリー、ポスター、A4ラミネートポップなどを発注できる通販サイトを探しています。納期や部数に応じて得意な会社が違うと思うので、そういう特徴が分かる比較サイトが欲しいです。あるいはボリュームディスカウントができたり、100店舗以上の店舗販促パッケージに対応できる印刷会社さんと協業できたらいいですね。

ありがとうございました。

横山さんへのご相談はこちらから

社名

株式会社チェストバ&ヒューマンアクト

所在地

〒150-0041 東京都渋谷区神南1-13-4 井戸ビル4F

氏名

横山 史

連絡先

info@chstva.com

運営者のコメント

横山さんの運営されているシェアオフィスにてお話を伺いました。インタビューでは壮絶な過去と武勇伝をお聞きできてとても勉強になりました。これからも力強いご活躍をお祈りいたしております。

2014年05月06日

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