デザイナー・インタビュー
Vol.25

デザイナー・カウンセラー

浦野 元克 さん

始めはおっかなびっくり仕事を引き受け、手探りで知識を仕入れ積み上げ・・・そうするうちに周囲が引きあげてくれるようになる。

デザイナーでありながら、ライター、セミナー講師、販促コンサルタント、カウンセラーと色々な肩書を持つ浦野さん。彼の最初のお仕事は、名刺デザイン。その時は名刺の小さなスペースをデザインするだけでいっぱいいっぱいだったそう。

デザイナー歴は何年ぐらいですか?

美大で空間デザインを学び、その後専門学校でグラフィックデザインを学んでからデザイナーとして仕事を始めたので、5年ぐらいです。

最初からフリーで?

そう、一度も就職したことがないんです。就職活動はして内定もいくつかもらっていたのですが、就職するということにビビったのもあり、「自分でやれる」とういう無根拠な自信もあり、ぜんぶ蹴ってしまいました。
実績も人脈もなく仕事を始めることになってしまったので、本当にゼロです。ビジネスマナーも知らず、「いつもお世話になってます」って言えなかった。初対面だからまだお世話になっていないよな、とか、お世話になってても”いつも”じゃないよな、とか考えてしまって(笑)。

最初のお仕事は何でしたか?

たまたまデザイナーを探している人と巡りあって、「名刺ならできます」といってその方の名刺デザインをさせていただいたところからスタートしました。こちらも何しろ初めてのお仕事ですからおっかなびっくりで、小さい名刺サイズの表裏でいっぱいいっぱい。
後で分かったのですが、名刺というのは奥が深かった。小さいスペースに何を盛り込むかでその人の印象や商談の成否を左右する。口下手な人でも名刺の作りこみ次第でクロージング率を上げることができる。かなり高度なデザイン力や知識が必要になる。「虫食いの知識でもないよりマシ」と思って、デザイン、ライティング、販促、心理学などめちゃくちゃかもしれないけれど知識を仕入れて積み上げていって、そうこうしているうちに周囲から「チラシも頼む」「ライティングも」「販促のコンサルも」「カウンセラーもできるんじゃない?」など声をかけてもらって、引きあげてもらって仕事の幅がひろがっていきました。
ご縁をいただいて名刺デザインや名刺を使った販促に関するセミナー講師をやらせていただいたりしました。
デザイナー、ライター、販促コンサル、セミナー講師、カウンセラー・・・今ある色んな仕事のルーツを探っていったら、最初の名刺デザインだったなと思います。

周囲に引き立てられる秘訣はありますか。

人の話をきちんと聞くこととか、素直に思ったことをいうこととか・・・期限を自分で決めて動くこととかですかね。あまり意識していないですけれど。

服装もキッチリしてておしゃれですね。

あ、服装はいつも模索しています。
デザイナーの中では浮浪者みたいな格好をしているのがかっこいいという空気があるのですが、それだとビジネスの世界にいるお客様に不安がられてしまう。「デザイナーって突然ビビビッと閃きが天から降ってくる”いたこ”みたいな人でしょ?」って思われる事も多いですが、そんなイメージだとビジネスの話をする気にならないと思うのです。特に僕は会社員の経験がないので、「モラルはあります」「一緒の目線でビジネスの話をしたいです」というメッセージも込め清潔感のある服装を心がけてます。でも清潔感があるだけで個性が全くないのも「本当にセンスいいもの作れるのかな?」となってしまうので、ちょっとハットをプラスしてみたり自分なりのアレンジを入れています。僕は顔が薄いので、この顔だったらパーマはOKかな・・とか。濃い顔の人だと全然違うとおもうんですけどね。
背格好も人それぞれだし装いに正解はないので、清潔感があってダサくないギリギリのラインがどこなのか試行錯誤です。

色々なお仕事があって忙しいですね。

暇ではないですが、アウトプット方法として何か違和感があったり、しっくりこないものはだんだんやらなくなって自然に淘汰されています。たとえば広告代理店の下請けのデザインなども昔は多かったのですが、無駄な動きが多く違和感があり、だんだん減っていきました。

では今の仕事スタイルはお気に入りですね?

そうですね、お気に入り度でいうと68点ぐらい。もっと楽しい仕組みにカスタマイズできそうとは思っています。
たとえば、3案出すのが常識のデザインの世界で「僕は1案しか出しません」というスタイルにしてみたり。あるいはカウンセリングのできるデザイナーという形をとってみたり。自分が極度のビビりであるためか、ほかの人の恐怖心を取り除いてあげる事が得意で、悩み相談をされることが多いんです。

印刷はどこを使われていますか?

具体的に名刺だと名刺21をよく使います。紙見本がまとまっていて紙種が多いためです。フライヤーなどはプリントパック。また不定型のハガキが安いJBFも使います。イロドリは夜中でも電話がつながるので短納期のもので使います。
色校正は取るときと取らないときがありますが、たいていはお客様に金額をお伝えすると「高いから要らない」と言われます。

僕はデザインをしたらデータをお客様にお渡しする事もOKにしていますが、データを渡しただけでは増刷時にお客様がご自身で印刷通販に発注できない事もあります。そんな時はステップバイステップで画面キャプチャを付け、印刷通販の発注手順書を作成し、お客様に差し上げています。

親切すぎます。ところでこれからどんな人になっていきたいですか?

長男なので、家系を守れるような人間になりたいです。
弟はそれこそ超安定した企業で働いています。自分は真逆でフリーでいろんな仕事を経験しています。
家族や親せきと力を合わせ知恵を出し合い家を守り、また自分の大事な友達や、将来的には結婚して家族となる人も守っていけるように。
仕事も親戚付き合いも大事にし、何より自分が誇れる自分でありたいです。

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所在地

東京都

氏名

浦野 元克

連絡先

info(あっと)motokatsu.com ※"(あっと)"を"@"に置き換えてください。

運営者のコメント

さわやか青年という感じの浦野さん、飾らず正直な方でした。この雰囲気だから周囲からの引立てがあるのですね。これからも応援したいです。

2015年07月09日

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